窓口閉鎖駅めぐり@越後石山
2月~3月にかけてJR東日本新潟支社の駅でも越後線・新潟大学前駅を皮切りに三駅でみどりの窓口を閉鎖し、「指定席券売機」に置き換えることを発表しました。窓口閉鎖は首都圏の支社だけだったんですが、ついに地方支社にも広がったようです。
2月20~21日に新潟県十日町市の「十日町雪まつり」に行く予定でしたが、時間的にも予算的にも行くのはちょっと難しいと思っていました。でも、せっかくタイムリーに新潟県内に居るんだから何とかして行けないか策を巡らせました。そこで旅程、宿泊地、使用するきっぷ等諸々を見直したところ、ちょっと頑張って早起きして、「雪まつり」滞在時間が少し短くなることを我慢すれば何とか行けそうだという結論に達しました。
(越後石山駅外観)
信越線・越後石山駅は住宅街にある静かな駅でした。改札口は上り線側(新津方面)と下り線側(新潟方面)で完全に分かれていて、上り線と下り線ホームの行き来は改札外の地下道を通らないとできません。みどりの窓口は下り線側の改札にあります。上り線側は自動改札だけあって無人です。
(駅舎内は既に工事中…)
みどりの窓口のあったと思われるところは既に「指定席券売機」設置工事のベニヤ板でふさがれていて、一見すると窓口は前倒しでなくなってしまったように見えました。「やられたか??」と思いつつ、改札口のところでヒマそうにしていた係員にマルス端末があるかどうか恐る恐る聞いてみたところ、「ありますよ~」とあっさりとした返事が返ってきました。私のオーダーを聞いて、事務室内でマルス端末を打っていました。チラ見したところ、端末は事務室の奥のほうの中途半端な位置にぽつんと鎮座していました。
その日の帰路に使う予定だった乗車券を購入しました。察しのいい方ならお気づきかもしれませんが、「えちごツーデーパスSP」と「ツーデーパス」のフリー区間のつなぎの乗車券です。
越後石山駅のみどりの窓口は2月25日で既に閉鎖されています。この記事がアップされる頃には工事が終わって、「指定席券売機」が使える状態になっているものと思われます。駅の掲示については「指定席券売機」を設置する案内しかなく、「指定席券売機」で取り扱えないきっぷについては「ご理解を賜りますようお願いいたします。」とだけしか言及していませんでした。結局、例の乗車票を出すとも出さないとも書かれていないので何とも言えませんが、何となく期待薄な感じはします。
ご無沙汰してます。
昨日たまたま越後石山駅で降りました。新潟駅方面ホーム側の駅舎内に近距離用の券売機とMV35が1台ずつ並んでいました。
駅係員がいる時間だけですが、なんと、学割やジパング倶楽部などの証明書を要する切符も駅係員が操作して発売できるようにするので申し出て下さいと掲示してありました。(私は対象者ではないので試せなかったのですが)MV30にもこのような機能があるとしたら、東京近郊でも実施すれば便利かと思います。
投稿情報: takeda | 2011年6 月29日 (水曜日) 23時37分
係員が裏で操作することにより「指定席券売機」で新規の通学定期券が購入できる機能があることは知っていましたが、学割やジパングにまで対応する機能があるのは初耳でした。興味深い話ありがとうございます。
私も両方とも利用資格がありませんので、株主優待がこれに対応していたら試せるんですが…。
投稿情報: 今出川 | 2011年6 月30日 (木曜日) 09時57分