富山地鉄・富山接続

富山地鉄・富山接続

（Ａ型硬券）

　富山地方鉄道（富山地鉄）は富山県内で鉄道・軌道線（市内電車）・バスを運行する会社です。かつて西武や京阪で走っていた特急車両が元気に活躍しているローカル色豊かな鉄道です。

　かつては登山シーズンになるとＪＲから特急「スーパー雷鳥」や「北アルプス」などが直通乗り入れしていましたが、全て１０年近く前までに中止され今はありません。ＪＲとの連絡運輸は富山・魚津のいずれかの駅を接続とし、富山地鉄の立山・宇奈月温泉・上市駅から北陸・関西方面の主要駅と東京都区内・名古屋市内の設定があります。

　このきっぷは見ての通り富山経由のＪＲ高岡までの連絡券です。およそ３年前のものですが「ＪＲの高岡まで」と言ったら、すんなりこの硬券乗車券が出てきました。地紋も凝っていて趣味的にも素敵な乗車券です。高岡着が一番近い連絡運輸範囲であり、宇奈月温泉発ではこの２１１０円が最安目のきっぷになります。

　この翌年に同じ宇奈月温泉駅で福井までの連絡券を買おうと試みましたが、爺駅員に「ここはＪＲじゃないからそんなものはない！」と無意味に一喝されまして、遠路はるばる富山まで来て何も得ずに帰ってきました。窓口には「福井」や「大阪市内」といったＪＲ連絡の運賃が掲示されていたにも関わらず…です。鉄道趣味的にはおもしろいとは思うんですが、印象が最悪なため足が遠のいています。懲りずにまた行く機会があったらこの爺駅員と遭遇しないことを祈るばかりです。

Comments

[投稿情報: ＭＴ５４]

地方私鉄にはたまにそういう偏屈駅員がいますね・・

かくいう自分も、ある地方私鉄で連絡運輸範囲末端のJR駅まで乗車券を申し出たところ、いきなり「そういう面倒臭い切符はJRで買い直して！あと、あんたのいう駅までは券売機で発売出来ないとこだから、手書きの切符は面倒臭いからここから乗った事を降りた駅で言って払って。」サービス業にあるまじき”面倒臭い”のオンパレード駅員でした。

[投稿情報: 高梨]

あまりにも酷い態度ならば苦情をつけてかまわないと思います。

[投稿情報: 今出川]

最近減りましたが、「乗せてやるからありがたく思え」的な雰囲気を漂わす地方私鉄はありますね。

富山地鉄の場合は観光客もそれなりに乗るわけですから、下手な対応をすると富山地鉄ばかりでなく富山全体のイメージ悪化になると思います。そんなことを少しでも意識した対応を心がけて欲しいものです。

[投稿情報: 烏丸]

今出川様
いえいえ、ＪＲ各社や都心部はともかく、地方私鉄ではまだまだ「いやなら乗るなという態度」の所が数多く見られます。
先日も埼玉県内の某ローカル私鉄（ＳＬを走らせている会社、といえば１社しかないですね。）の、西武線との乗り換え駅でのこと。ＪＲとの連絡きっぷ（101ｋｍ以上かつ近郊区間外で、２日有効と明記あり、途中下車可）で途中下車を申し出たところ、「そんなのはできない」と一蹴。取り上げられそうになったので「２日有効」の部分を示し「途中下車前途無効とは書いてない」と言ったところ、「今日のところはいいけどな・・・」との捨て台詞。乗客を客と思っていない態度は昔から全く変わっていないようです。

[投稿情報: 今出川]

＞烏丸さん
この時期だと羊山公園で芝桜でも見に行かれましたか。去年行って感動したので、今年も行こうと思いましたが諸事情あって断念しました。

あそこは以前私も嫌な思いをしましたが、最近は改善されてきたかなと感じていたところです。会社として旅客収入より石灰石輸送による貨物収入の方が多かった時代が長かったので、プライオリティが「貨物＞＞人」という意識が強いのかもしれません。
まぁ会社というよりは係員個々人の問題なんでしょうけど…。

[投稿情報: ららら]

一部の地方私鉄なんでしょうけど実態に驚きました。

"えちぜん鉄道"のアテンダントは乗客ひとりひとりに「こんにちは。ご乗車ありがとうございます。今日はどちらまでいらっしゃいますか?」なんて声をかけていてとてもさわやかでした。これこそ接客サービスかと思いますけどね。

[投稿情報: 今出川]

地元ですこぶる評判が悪かった高松琴平電鉄（琴電）は民事再生法を申請して事実上倒産してから、地元の信頼を取り戻すべくサービス改善を最重点に進めたそうです。目に見えるところから変えていくことが重要なんだなと感じます。

えちぜん鉄道の場合は二度の事故・運休を経て京福電鉄から三セク化されたことも影響があるかと思います。三セクだと公費が投入されているわけで、地元の理解があってナンボという面がありますから。

一度痛い目に遭っているところは違いますね。

[投稿情報: てらてぇ～ら]

(昔の投稿へのコメントですいません)
はじめましてです。
実は私も「福井～立山」の連絡乗車券で社線内での途中下車ができるか？と某駅にて聞いたことがあったのですが、煮え切らない答えだったので、
「旅客営業規則を見せてもらっていいですか？」
と言って手にとって見せてもらおうとしたら、脇にいた古参の駅員から担当の駅員に
「余計なところを見せるな」
といって、取り上げられた記憶があります。

約款の閲覧を拒否するなんて無いだろと思いながら
時間もなく「これから楽しいアルペンルート♪」状態だったので
逆に無視しておきました。

(で、実際にできるのだろうか？)

[投稿情報: 今出川]

どうもですm(__)m

「旅客営業規則」は鉄道会社と乗客の契約適用条件を記載したものですから、乗客から請求があった場合の閲覧は断れるものではないと思います。
おそらく途中下車はできると思います。ただ、無知な駅員に乗車券を無理やり回収されてしまっては大損ですが。

本件もあって個人的に富山地鉄は「鬼門」です。夏にアルペンルートに行こうかどうかも迷い中です。

[投稿情報: よし]

先日、宇奈月温泉駅でJRからの連絡券を頂けないか申し出たところ、いろいろ言われダメの一点張りでした。

乗車券そのものをあげることができないと言ってました。

駅員曰く、精算材料と連呼していましたが、最近は自動で精算していると思うのですが・・・。

宇奈月温泉に行かれる方は要注意です。
おそらく、この記事の駅社員と同一人物かと思います。

[投稿情報: 今出川＠広島]

２回目に断られたときにはＪＲからの連絡券で宇奈月温泉に行ったんですが、いろいろ言われるまでもなくひったくるようにして回収されました。その後、帰りのきっぷを買おうとしたときに↑のような顛末だったので印象は最悪です。白髪の爺駅員だったら同一人物です。

実際着札を元に精算をしているのかは知る由もありませんが、今でもそういった理由で断る私鉄はいくつかあります。（ex.十和田観光、福島交通、豊橋鉄道など）

[投稿情報: 無人快速]

再度のトラックバックありがとうございますm(_._)m

どうやら私は運が良かったようですねぇ・・・。私が宇奈月温泉で硬券を購入したも年配の駅員氏でしたが、違う人物だったんでしょうか？ただ「富山経由なら大丈夫」って念を押されてから発売していたので、硬券の口座がない魚津接続の乗車券を補充券で発売…なんて事は望めないと思われます。

GWに行った際、アルペン特急の座席指定券を前日に購入しようとしたところ、「当日発売に限る」と、にべもなく断られたこともありますし、もうちょっと柔軟な対応が出来ないものかと思いますね。

[投稿情報: 今出川＠札幌]

それは運が良かったんだと思います。私が１回目に行ってこの記事の券を購入したときは中年ぐらいの人でしたが非常にスムーズな対応でした。２回目は↑に書いたとおりです。

来月あたり宇奈月温泉にリターンマッチに行く予定ですが、この白髪爺駅員に会わないよう祈るばかりです。

[投稿情報: まるまる]

富山ー立山
「これは私鉄の区間ですので富山ー福井の間しかフリーパスが
適用しないんです。ごめんなさい。」と一言あればよかったのに。

富山ー宇奈月
ＪＲの駅には立山や宇奈月がなく、本来宇奈月にいくには
富山ー黒部のＪＲを経由し、私鉄の黒部ー宇奈月を利用しなければなりません。

大学進学まで富山で電車を利用していた私は駅員のサービス精神の乏しい事がとても恥ずかしくて腹立たしい思いでいました。
また、あなた方が富山に来てくれるとうれしいなあ。

[投稿情報: 今出川]

来週末、そんな鬼門に突撃する予定です。結果はどうなるやら…。

[投稿情報: いずっぱこ]

一昨年の夏に訪問した時に、どのような券があるか聞いたところ、「好きな人は全種類買っていくよ」なんて悪魔のようなささやき。結局、入場券と高岡まで１枚を買っただけですが。私は運がよかったのかな？

[投稿情報: 今出川]

後日リベンジした際には簡単に購入できたので、ここは人によりけりなんだと思います。

[投稿情報: 斎藤]

先月、地鉄で電鉄黒部ー宇奈月温泉間と、電鉄富山ー東新庄間に乗ってきたのですが、偉そうな駅員に出会うどころか腰の低い人ばかりだったので、ここの書き込みを見て驚いた次第。

北陸新幹線開業後の北陸線の3セク会社との競合などの関連で、富山県内の評議会や富山県議会などで散々地鉄が詰められたこともあって偉そうにできなくなった事情もあるかもしれません。

とはいえ、偉そうな地鉄駅員に偶然出会わなかっただけだろうなという感じもします。

地鉄は3セク会社の半分程度の給料しかもらえないようなのでモチベーションも低いのでしょう。

[投稿情報: 今出川]

まぁ9年も前の出来事ですから、その間にいろいろあったのかもしれません。件の駅員も数年後に再度遭遇しましたが、このような横柄な態度ではなくなっていました。それでも、この時の印象が強烈だったので、どうしてもその記憶はしっかり残っています。
http://imadegawa.typepad.jp/wota/2008/11/post-df75.html