駒ヶ根トレイン117号
◆種別:快速
◆区間:飯田~駒ヶ根~飯田(往復)
今年2~3月に飯田線で快速「駒ヶ根トレイン117」号が運転されました。同じく飯田線で運転されていた快速「そよ風トレイン117」に引き続き「トレイン117」を使った全車指定席の臨時列車で、冬の南アルプスの山々の景色が楽しめるようにという趣向です。区間は飯田駅を出て駒ヶ根駅まで向かい、また飯田駅に戻って往復するという非常に珍しい運転形態になりました。もちろん駒ヶ根駅で乗り降りすることも出来ました。
指定券は見てのとおり「飯田→飯田」となっています。発券時に乗車駅と降車駅が同一だとエラーになるようで、乗車時の飯田駅は「飯田(乗車)」、下車時の飯田駅は「飯田(下車)」という異なる駅名で入力をする必要がありました。個別で通達のようなものは出ていたようですが、どの駅でも発券に苦労していました。
発車直前の残席は3でしたが、全体的にガラガラで半分も乗っていませんでした。当日の天候を見て急遽取りやめた人もいたんでしょうが、元々乗る意思がなくて、「飯田→飯田」という珍しい表記の指定券だけ取っただけの人も多かったんじゃないかと思われます。
当日は吹雪くような荒天でした。普段の飯田は雪はそれほど多くないとのことでしたが、前夜から雪が降ったそうで、一面真っ白の銀世界でした。大雨や大雪の場合はウィンディスペースは閉鎖するという事前の案内がありました。
(一面銀世界…)
肝心の南アルプスはこんな感じでほとんど見えませんでした。「見えていれば」という前提に立つと奇数番席の方がよりよく山の景色が楽しめます。また夏あたりに運転されれば素晴らしい景色が楽しめるんじゃないかと思っています。
なお、この時の運転からウィンディスペース(2号車)に加え新たに3号車もオレンジ色から水色の帯に変更されました。車端部は雪山のデザインになっています(クリックすると拡大します)。
列車の写真はすべて飯田駅で撮影したものです。
こんばんは。同一駅発着の指定券ですね~。かつてJR北海道の『マウントレイク大沼』号指定券を、始発駅(函館)→終着駅(函館)で注文したところ、『函館1→函館2』と印字されましたよ。設定の仕方は各社のマルス指令にゆだねられているんでしょうかね。
投稿情報: えびの2号 | 2011年5 月 9日 (月曜日) 22時08分
同様の発券としてZ539カードがそれにあたりますね。
函館に戻るコースが、
函館→函館と印字されていました。
投稿情報: 根津千駄木 | 2011年5 月 9日 (月曜日) 23時26分
いずれの指定券を見たことがあったので、今回の指定券がどういう表記になるか密かに楽しみにしていました。個人的にはちょっと期待はずれでしたが…。
投稿情報: 今出川 | 2011年5 月11日 (水曜日) 13時09分