Kaeruくん撤去その後@横川
(横川駅の券売機)
信越線・横川駅は2月9日に「Kaeruくん」が撤去され、指定席発券機能のない黒券売機(写真右)に置き換えられました。券売機の傍らには以下の文面の小さな貼り紙がありました。
2月10日より指定席券、特企券(新幹線回数券、青春18きっぷ等)、各種割引切符等(大人の休日倶楽部割引切符含む)は、ご不便をお掛けし、申し訳ございませんが、高崎駅または磯部駅をご利用頂きますよう、お願い申し上げます。
文面は必要以上に丁寧ですが、内容は結構客を小バカにしていると思います。一言で表現するならば慇懃無礼という言葉がピッタリです。
この黒券売機はトクトクきっぷの発売にも制限があって、横川駅では「都区内・りんかいフリーきっぷ」しか購入できません。私は期間限定発売だった「ぐんまワンデーパスSP」を購入したかったんですが、機械に設定がありませんでした。 私は券売機に設定がないのを承知で、わざと係員に聞いてみました。
私:「ぐんまワンデーパス欲しいんですけど買えないんですか?」
係:「ここは機械がなくて売れないので高崎で買ってください」
私:「高崎まできっぷ買わないとダメ?」
係:「それじゃこれ使ってください」
と言って手渡されたのは無人駅で配られている「乗車駅証明書」でした。ダメ元でも尋ねてみるもんです。
(乗車駅証明書)
券売機で購入できないきっぷを買いたいと申し出た場合はこういう運用があるようですが、駅の掲示の文章を読む限りではその存在は読み取れません。律儀な人は自主的に運賃を支払って、高崎なり磯部なりに向かっていると思います。できるだけ「乗車駅証明書」を出したくないのかもしれませんが、自社の都合で「Kaeruくん」を撤去したわけですから、代替措置についてもきちっと明記すべきです。
高崎駅の新幹線乗換改札で無事「ぐんまワンデーパスSP」が購入できました。高崎駅までの運賃は請求されませんでした。私の前に買っていた爺さんも同様に安中駅の「乗車駅証明書」を手にジパング倶楽部割引の乗車券・特急券を購入していました。そう言えば安中駅も「Kaeruくん」→黒券売機に置き換えられた駅でした。
そもそも、横川駅には週末や夏休みなど全車指定席の臨時列車が頻繁に発着しますから、黒券売機ではなくて最低でも指定席券売機が必要じゃないかと感じます。
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