踊り子30周年記念入場券
昨年10月で特急「踊り子」が運転開始して30年が経ちました。それを記念してJR東日本・伊豆急・伊豆箱根鉄道の三社合同企画で三社それぞれの「踊り子」の停車駅の記念入場券が発売されました。入場券はいずれもB型硬券でした。
JR東日本は「踊り子」の停車駅である東京・品川・川崎・横浜・大船・小田原・湯河原・熱海・来宮・網代・宇佐美・伊東の12駅セットで発売されました。
(プラスチック製のケース)
だいたいこういったセットで発売される記念きっぷは台紙が付くことが多いんですが、今回は14枚の入場券がこんなプラスチックのケースに入って渡されて面食らいました。一瞬ガムに見えたぐらいです。
中身はこんな感じです。小児断線のない大人専用券です。駅名の上部に「特急『踊り子』運転開始30周年記念」と印字されていて、日付のダッチングは一枚一枚刻印されていました。東京~大船間は電車特定区間なので130円で、小田原~伊東間は140円です。
伊豆急は「踊り子」停車駅の5駅セットです。伊東駅はJR管理駅なので含まれていません。「特急『踊り子』~」の印字は同じです。有効期限の情報は裏面にあります。赤い横線が特徴的です。発売は10月15日からで発売箇所は伊豆高原・伊豆急下田の2駅に絞られていました。
伊豆箱根鉄道も「踊り子」停車駅の6駅セットです。券紙はやや黄色っぽい感じです。3社の中では唯一小児断線があります。日付はダッチング刻印っぽく見えますが、実は印刷です。特急停車駅各駅で発売されていました。
なお、台紙は伊豆急分の発売が開始された10月15日から数量限定で発売されました。3社分セットで収納できるようになっているので、入場券も3社分集めないとコレクションとしては不完全になってしまいます(別に気にしない人もいるかもしれませんが…)。
画像をクリックすると拡大します。わが家のスキャナはA4サイズまでしかスキャンできないので、A3見開き両面を4枚の画像にスキャンしています。厚紙製の豪華なもので、駅名部分の切れ込みに入場券を差し込めるようになっています。こうして全駅収納して眺められるのは便利ですが、790円はちょっと高いような感じがしました。いずれにしろ商売的に台紙は別売りにしたのは目新しく感じました。
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