何気に今日で4周年ということに気づきました。書き始めはちょうど愛知万博が終わろうとしていた頃です。最初は試行錯誤でしたが、4年もやってるとだいたいスタイルが確立され、軌道に乗ってきたかなと感じる次第です。気合かネタが尽きるまでは今のままで続けて生きますので、これからもよろしゅうに。
ほくほく大地の芸術祭号
◆種別:快速
◆区間:新潟~まつだい(六日町経由)
7月から11月までの主に土曜休日に運転されている「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」のアクセス用の快速列車です。新潟駅から信越線~上越線を経由して、六日町駅でスイッチバックして北越急行(ほくほく線)・まつだい駅とを往復します。
「大地の芸術祭」とは「過疎高齢化に悩む越後妻有を舞台に、地域に内在するさまざまな価値をアートを媒介として掘り起こし、その魅力を高めて世界に発信して地域再生の道筋を築いていこうと、10年前から始まった3年に1度のお祭り」だそうです。作品が美術館のごとく一箇所にまとめられているわけではなく、十日町市と津南町にまたがる広い地域に点在して展示されます。
私はざっくりと「農村アートの広域集合体」と理解しました。歩いて見に行けるところがあればいくつか見てもいいかな~と思いましたが、意外や入場料が要りました。しかも、7月26日~9月13日有効のパスポートが3000円という売られ方でした。何回も足を運ぶことができればいいですが、期間中また行くことは無理そうだったので、パスポートは買いませんでした。ドライブがてらレンタカーでも借りて何回かに分けて見に行ければ楽しいかもしれません。
(ほくほく線・まつだい)
私が乗ったときの車両はJR東日本大宮車両センターの183系でした。ご苦労なことに新潟の臨時列車を走らせるのにわざわざ大宮から車両を手配してきています。もっとも、日によっては地元・新潟車両センターの485系が充当されることもあるようです。先頭車の左に写る奇妙な物体はアートの一つです。
まつだい始発の列車は六日町方向から回送されてきました。十日町を除くほくほく線の駅は車両の有効長が2両分しかありません。まつだい駅もそうです。6両編成ではホームからはみ出してしまうため、後ろ2両分しかドアを開けることができず、前の方の車両に乗る場合はちょっと不便でした。六日町駅で方向転換するのを見越して、まつだい駅発車時には座席が逆向きにセットされていました。
まつだい駅発車時はガラガラでした。1両に4~5人程度でした。発車後ほどなくして、私は爆睡してしまい乗客の動向はわかりませんが、長岡駅で降りる頃には少し増えていました。ほくほく線内でも車掌・運転士ともJR東日本の乗務員が担当していました。
きっぷは610円というあまり見慣れない金額なのはJRの指定席料金510円にほくほく線の指定席料金100円が上乗せされているためです。中越地震の際にほくほく線経由で運転された急行「能登」の指定料金も610円でした。
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