こだま東京フリーきっぷ
(ゆき)
(かえり)
小田原駅周辺で発売されている「こだま東京フリーきっぷ」です。小田原~品川・東京間の往復新幹線自由席と東京山手線内~赤羽・錦糸町間がフリーになります。「東京」と言う割に東京都区内全域で使えるわけではなく、かつて発売されていた「東京自由きっぷ」と同じフリーエリアです。このきっぷも「東京自由きっぷ」と同様に国鉄時代からあったものがほぼそのまま残っています。在来線利用のものは「都区内・りんかいフリーきっぷ」に衣替えしています。
名前からして「こだま」しか使えないように思えますが、「ゆき」券注意書きのとおり「ひかり」も利用可能となっています。平成15年10月から利用可能になったはずですが、きっぷの名前は現在でもそのままになっています。
【ひとこと】
名前は早急に変えるべきだと思います。盆暮れの利用制限があるのが難点ですが、小田原~東京間の往復だけでも6260円かかるので、東海道新幹線をほとんど割り引かないJR東海にしてはかなり頑張っていると言えるでしょう。この区間はJR在来線・小田急とも競合していますが、小田原~東京間が最速35分なので費用対効果を勘案しても張り合える価格と思います。
使い勝手…★★★★☆
お得感…★★★★☆
当日発売…あり
小児用…あり
【追記:09/8/30】
「こだま東京フリーきっぷ」は平成21年7月15日出発分を以って発売終了し「こだま都区内・りんかいフリーきっぷ」に衣替えされたので、カテゴリーを追加しています。
このきっぷ、以前は「こだま&東京」という商品名でした。また、商品名下の( )書きがこだま&東京の頃は「乗車券・新幹線自由席特急券」と、新幹線の表記がありました。
なお、ひかり号の自由席は「こだま&東京」の頃も利用可能でした。
私の手元には12年7月と15年4月のものがありますが、前者は「こだま&東京」、後者は「こだま東京フリーきっぷ」です。
投稿情報: N639 | 2009年3 月23日 (月曜日) 22時18分