松本電鉄→JR連絡券
松本電鉄上高地線は松本接続で新島々と波田の両駅からJRへの連絡運輸の設定があります。波田発着はJR東日本の長野~松本~東京間と大糸線に限られますが、新島々発着はそれに加えJR東海の名古屋方面との設定もあります。
両駅は直営で駅員が終日勤務しています。そのうち波田駅には自動券売機があり、上高地線以外にも近距離のJR連絡券も発売していました。東京都区内行きは硬券があったように見えましたが、それ以外は見受けられませんでした。おそらく補充券での対応になるんだと思います。
ネットでは硬券や補充券の連絡券の画像は見かけますが、自動券売機の連絡券は見たことがありませんでした。JR東日本の長野地区で導入が進んでいる自動改札機には対応していないとのことだったので、印字の保存性は期待できそうにありませんでしたが、好奇心から買ってみました。
(券売機券)
出てきたきっぷを見たとき、「なんじゃこりゃー!」と思いました。今まで見てきた連絡券は必ず接続駅や接続会社の表記がありましたが、それが一切なかったからです。でも、金額はちゃんと750円でした。下の方にある「700円以上はJR連絡券」という注意書きを見て納得しました。上高地線の波田~松本間が560円なので、JRの初乗り運賃140円(南松本・北松本相当)を加えると確かに700円になります。と言うことは小児券の場合は「350円以上はJR連絡券」とでも出るんでしょうか?
上高地線内完結きっぷの様式を流用して手抜きをした感があります。松本電鉄上高地線とJRは松本駅で接続するのは自明なのでなくてもわからなくはないですが、この券を回収するJRの駅では違和感はないんでしょうか?
地紋は”ALPICO GROUP”という自社地紋ですが、食券のような安っぽいペラペラの感熱紙です。下手すると2~3年もしないで消えてしまいそうな趣味的にはちっともありがたくない券です。次は印字が消えなそうなきっぷを買うつもりです。
こんばんは。平成6年頃、やはり松本駅で券売機券を購入しましたが「ALPICO GROUP」地紋は同じでしたが、色が緑地でした。
余談ですが、同じ日JR松本駅の「トラベルエディ」で「あずさ指定券」を購入し「松本駅E発行」との表示が新鮮でした(笑)E端末はたしか現金対応だけでした。
※現在のタイトルバック画像は上り「銀河」号ですか?
投稿情報: えびの2号 | 2008年10 月25日 (土曜日) 23時21分
ネットで緑色の券売機券を見たことはあったんですが、予想に反してピンク色で???と思いました。何年か前に買った硬券(JR連絡券)はそもそもALPICO地紋でなかった記憶があります。
トップ画像はお察しのとおり「銀河」です。こっそり解説ページなんぞも仕込んでありますのでご参考までに。
http://imadegawa.typepad.jp/wota/topcolle.html
投稿情報: 今出川 | 2008年10 月26日 (日曜日) 01時02分