Kaeruくんリターンズ17
(青堀駅のKaeruくん)
昨年3月に内房線の二駅に置き換えられて以来、新たな「Kaeruくん」の導入は止まったままです。その間にもJR東日本の横浜支社・大宮支社管内では中心に有人窓口を廃止し、「指定席券売機」に置き換えられています(中には「指定席券売機」すら導入されない駅もありますが…)。私個人的には有人窓口廃止の代替には「指定席券売機」ではなく、学割やジパング割にも対応できる「Kaeruくん」の方がマシなのではないかと思うんですが、いかがなものでしょうか?
内房線・青堀駅では平成18年3月に有人窓口を廃止され、「Kaeruくん」が導入されています。昨年の今頃にはまだマルス端末が残っていましたが、今では撤去されています。駅前には平日朝のみ新日鉄君津製鉄所へのバスが出ており、多くはなさそうですがそういった通勤需要があるをうかがわせます。
オぺ:「いらっしゃいませ」
私:「明日の越後湯沢からガーラ湯沢までの乗車券と特急券をお願いします」
オ:「はい少々お待ちください」
私のポリシーとしてきっぷはできるだけ現地調達を心がけているんですが、冬限定のガーラ湯沢関連が「Kaeruくん」で出るか気になっていたので、翌日の乗り鉄用のきっぷで試してみました。
オ:(画面が表示されて)「まず乗車券これでよろしいでしょうか?」
私:「はい」
オ:「それでは特急券出します」
この時点で「なんかあっさり終わりそうだな」という感じがしていたんですが、特急券を発券するのには少し時間がかかりました。その間約1~2分。
オ:「お待たせしました。こちらでよろしいでしょうか?」
私:「はい」
(乗車券)
(特急券)
区間が同じ乗車券と在来線特急券を窓口で頼むと、一回の操作で2枚同時に発券されることの方が多いように感じます。通番は連続していますが、何でわざわざ操作を分けたのか気になりました。苦になるほど待たされたわけではないので別にいいんですが…。
ところで、この駅では新日鉄関係者の出張関連きっぷの需要はないんでしょうか?窓口を廃止したことによる不都合がないのか気になります。まぁ新日鉄ほどの大きな会社であれば「ビジネスえきねっと」ぐらい導入していて、自社のオフィスで発券できてしまったりもするかもしれませんが…。
【現地データ】
◆場所…内房線・青堀駅
◆時刻…午後3時ごろ
◆オペレーター…中年のオッサン
◆マルス端末…撤去済み
このシリーズ楽しみにしております。
内房といえば袖ヶ浦、巌根の両駅にも導入されましたが、袖ヶ浦には快速が停車し、乗降客もそこそこおり、そんな駅にという疑問もあるのですが、隣の巌根は、自分が行くと、いつ行ってもお客がいない状態で案内のGS(?)がいつも暇そうにしています。それこそ社員が業務の合間に案内業務も兼業すれば十分かと不思議で仕方ありません。いずれ両駅とも駅業務も子会社に業務委託する話があるようですが。
投稿情報: 高梨 | 2008年2 月26日 (火曜日) 00時55分
新日鉄君津製鉄所にはオフィス内に旅行センターがあり、そこで社員向けのJR券などの手配を行うようです。ビジネスえきねっとは関係なく、MR31が配置されている模様です。
投稿情報: MT54 | 2008年2 月26日 (火曜日) 01時12分
確かに窓口で乗車券・自由席特急券を頼むと「自由席料金券」画面から運賃加算で発券することが多いですね。別々に発券すると特急券は口座発売がほとんどですが、乗車券は自動経路案内で検索して発売することが多いように感じます。
投稿情報: 料補収集家 | 2008年2 月26日 (火曜日) 07時31分
>高梨さん
このシリーズは我ながらネタ切れ感があるんですが、なんだかんだで設置駅のうちの3分の1を制覇してしまったので、こうなったら全制覇を目指してみようかなと思ったりします。
巖根駅は木更津始発の折返し列車に誤乗して慌てて降りた時に一度だけ行ったことがあります。その時は窓口はあったんですが、静かな駅でしたね。仙台支社のように出改札を一人で兼務すれば合理的だと思うんですが。
>MT54さん
大きな電機メーカーの直系旅行会社にはマルス端末があったりします。新日鉄もそんな感じなんでしょうね。
>料補収集家さん
当初、ガーラ湯沢関連は運賃加算で発券できなかったのかな?と思いました。
投稿情報: 今出川 | 2008年2 月27日 (水曜日) 00時31分