きそスキーチャオ
▼種別:快速
▼運転区間:名古屋~薮原
名古屋地区の中央線で毎年だいたい12月中旬~3月の土日に運転されているスキー列車です。以前は快速「木曽スキー」号として運転されていましたが、JR東海が出資する「チャオ御岳スノーリゾート」が開業してからは今の愛称になりました。
なお、「チャオ御岳スノーリゾート」には木曽福島駅からバスで65分かかります。標高2200mの高所にあるせいか雪質はいいようです。「御岳」と付くのでてっきり長野県にあると思っていたんですが、所在地は岐阜県高山市(旧:高鷲村)でした。鉄道アクセスは長野県側からの方が便利です。
車両はJR東海神領電車区所属の313系です。しかも種別・行き先表示がLEDになっている新型(5000番台)でした。何年か前に見かけたときは方向幕になっている旧型(0番台?)で「快速 薮原」と表示されていましたが、今回のLEDには種別の「臨時」のみで行き先の表示はなく不親切な印象を受けました。
4両編成のうち2両が指定席でしたが、ドア上の号車板に小さく「指定席」とあるだけなので停車のたびに誤乗する人が後を絶ちませんでした。車掌がこまめに追い出していましたが、指定席車両のロングシート部分については発売していないようだったので自由席扱いにしてもいいように思いました。
「木曽スキー」時代はスキーしに何回も乗ったことありますが、「チャオ」になってからは初めて乗りました。しかし、今回はスキーに行ったわけではありません(爆)薮原まで乗って早朝の奈良井宿を見物してから、恵那まで戻って明知鉄道を乗り鉄して帰ってきました。
あと、昔から感じていたんですが、薮原止まりは中途半端な感じがします。この列車は薮原駅到着後中津川駅まで回送されていました。会社間の絡みもあるでしょうが、塩尻か松本まで乗り入れていたらスキー利用以外の別の使い方もできるのではないかと感じました。
写真は中央線・金山駅で撮影したものです。薮原駅で着いてからゆっくり撮ろうとしたら、降りたときには無情にも「回送」となってしまっていて結局この1枚しか撮れませんでした…。
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