リアスシーライナー
◆種別:快速
◆運転区間:仙台~八戸(三陸鉄道経由)
快速「リアスシーライナー」は平成9年夏から仙台~久慈間を東北線~石巻線~気仙沼線~大船渡線~三陸鉄道南リアス線~山田線~三陸鉄道北リアス線経由で運転を開始しました。平成11年の運転より仙台~八戸間に変更されています。走行距離は400.4Kmになり、昼行の快速・普通列車としては最長距離です。
私が座ったA席は仙台発車時は山側で、「ハズしたなぁ~」と思っていました。気仙沼線や大船渡線は海側席でも意外と海が見えませんが。しかし、大船渡線・盛駅で方向転換するため、今度はA席が窓際になります。三陸鉄道南リアス線方面はきれいに海が見える箇所が多くあり、盛駅以北に乗り通す場合はA席がオススメです。盛駅で方向転換することを知らずに(と言いつつ私も乗るまで知りませんでしたが…)D席の指定を取っていたため、満席にもかかわらずA席の指定に変更するよう車掌にかなりしつこく迫っていた超粘着おばちゃんもいました(爆)
行程に第三セクターが絡むとどうしても運賃が高くなるのが悩ましいところですが、「青春18きっぷ」と併用する場合に限り同日有効の「三鉄とく割フリーパス」(北リアス線用:900円、南リアス線用:530円)というきっぷを購入することができます。
<仙台~八戸間>
◆普通乗車券(三陸鉄道通過連絡適用)
→8100円
◆青春18きっぷ +三鉄とく割フリーパス
→2300円(青春18)+900円+530円=3730円
「三鉄とく割フリーパス」はリアスシーライナー車内でも買うことができ、併用すれば正規運賃の半額以下で乗ることができます。
10年目を迎えた今年は沿線で地元の産直品や弁当を売る「産直列車」を連結したり、停車時間を利用してイカ徳利作り体験ができたりとイベントも新たに催され、乗る以外の楽しみもありました。
車両は左の写真の三陸鉄道の36形気動車で、JRの車両は現在使われていません。指定席の連結は八戸行の仙台~盛間のみで、仙台行は全車自由席です。また、仙台~気仙沼間は快速「南三陸1・4号」と併結しています。
どうしても乗りたい列車だったので気合を入れて1ヶ月前に指定を取りました。当日は日曜日ということもあって小牛田発車時に満席になっていました。ただ、気仙沼到着時におよそ半分が降りてしまいました。これは併結する快速「南三陸1号」が全車自由席だったためで、こちらに指定席を連結すれば気仙沼までに降りる客は「南三陸1号」に誘導できたと思います。
写真は仙台駅で撮影したものです。私は宮古駅で降りましたが、気仙沼到着時に降りなかったほとんどの乗客は宮古以遠まで乗っていました。
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