雷鳥
◆種別:特急
◆運転区間:大阪~金沢(1日10往復)
(北陸線・野々市~松任)
特急「雷鳥」は昭和39年北陸線が電化された際に大阪~富山間の特急として登場しました。当時は米原廻りの東海道・北陸線経由でした。車両は485系と583系でした。昭和51年に湖西線廻りに変更され、昭和53年に特急「北越」を統合することによって新潟まで、平成3年の七尾線電化を機に和倉温泉まで足を延ばす列車が登場し、関西と北陸を結ぶ代表的な列車になりました。
平成7年に新型の681系が「スーパー雷鳥(サンダーバード)」として登場すると、車両の老朽化もあいまって本数を減らしていきました。平成13年にさらに新型の683系が増備されると「雷鳥」は全列車大阪~金沢間に統一され現在に至ります。運転開始当初から区間や車両が大して変わっていない貴重な列車でもあります。でも、683系が増備されると「サンダーバード」に一本化されるかもしれません。最新のダイヤでの比較です。
<雷鳥5号>
大阪(8:12)
→敦賀(9:39)/福井(10:14)/金沢(11:07)
(他の停車駅:新大阪、京都、堅田、近江今津、武生、鯖江、芦原温泉、加賀温泉、小松、松任)
<サンダーバード7号>
大阪(8:42)
→敦賀(通過)/福井(10:30)/金沢(11:13)/富山(11:59)
(他の停車駅:新大阪、京都、高岡)
停車駅の違いで30分後に出た「サンダーバード」に6分差まで迫られていますが、湖西線と北陸線の線路状態が良いせいか485系でもブッ飛ばせるので、681・3系との走行性能の差は思ったより大きくない感があります。
私が「雷鳥」に乗った5~6回は短区間の自由席利用や北陸ワイド周遊券利用だったため、めぼしい指定券はこのきっぷぐらいしかありません。新潟まで乗り入れていた頃のものです。
写真は友人のHPから借りてきたもので、北陸線・野々市~松任間で撮影したものです。「スーパー雷鳥」時代に登場したパノラマグリーン車を連結しています。
【補足:2015.2.1】
「雷鳥」は平成23年3月のダイヤ改正で「サンダーバード」に統一されましたので、カテゴリーを追加しています。
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