ホワイトアロー
▼種別:特急
▼運転区間:苫小牧~札幌・旭川
▼最終運転日:平成2年8月31日
特急「ホワイトアロー」の前身は昭和55年の白石~室蘭間の電化に伴い新設された室蘭~旭川間の特急「ライラック」です。昭和61年のダイヤ改正で停車駅の少ない速達タイプの「ライラック」を「ホワイトアロー」と改称し運転されました。
運転区間は苫小牧~旭川間の列車もあれば、札幌止まりの列車もありまちまちでした。当初の途中停車駅は千歳空港(現:南千歳)と札幌のみで、札幌~旭川間を1時間半で結んでいました。(のちに岩見沢、滝川、深川にも停車)。
しかし、平成2年に新型の785系導入に伴い名称を「スーパーホワイトアロー」とし、「ホワイトアロー」の名称は消滅しました。さらに区間は全列車札幌~旭川間に統一され、所要時間も1時間20分に短縮されました。
<ホワイトアロー5号・平成元年>
苫小牧(11:41)
→札幌(12:27着30発)/岩見沢(12:58)/滝川(13:23)/旭川(13:59)
車両は上の写真の781系で北海道向けに耐寒設備を整えて新造された車両です。現在でもこの車両は残っていますが、この塗色はありません。たぶん撮影箇所は高架化される前の札幌駅じゃないかと思います。きっぷは私が使ったものではなく、いただきものです。私自身の北海道デビューは平成4年まで待たなければなりませんでした。
(なお、電車の写真はまどかさんのHP「Super View鉄道館」よりお借りしました)
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