海峡
▼種別:快速
▼運転区間:青森~函館(1日7往復)
▼最終運転日:平成14年11月30日
昭和63年の青函トンネル(津軽海峡線)開通と同時に青森~函館間に設定されました。青函トンネルを通過する列車には三種類あって、
◆寝台列車…本州と北海道を結ぶ「北斗星」「日本海」「はまなす」
◆特急…盛岡~函館間の「はつかり」
◆快速…青森~函館間の「海峡」
というラインナップでした。
「海峡」は客車列車(電車やディーゼルカーのように自走するのではなく機関車が客車を引く形態)なので、スピードは遅く、その割りに車両もボロさのせいもありずいぶん騒々しかった印象があります。でも、青春18きっぷで乗ることができたので指定席を取ってよくお世話になりました。シーズン中は混みあっており、1日7往復に加え臨時便が増発されたほどです。
その「海峡」も平成14年12月のダイヤ改正で「はつかり」ともども廃止になり、特急「白鳥」「スーパー白鳥」に置き換えられました。そのため青函トンネルを通過する快速列車がなくなってしまいました。救済措置として蟹田~木古内間で完結する場合は乗車券だけで特急に乗れるという特例が設けられました。(通しで乗る場合は特急券が必要になります)
写真は平成14年8月に函館駅で撮影した「海峡2号」のものです。残念ながら機関車側から撮影した写真がありません。ホームの先端まで行くのが面倒だったので撮らなかったんですが、この一ヵ月後に廃止が決まりました。激しく後悔…。
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