一緒に☆こだま早特
「エクスプレス予約」の会員限定で会員+1名以上が「こだま」の同時利用で割安になる「一緒に☆こだま早特」を発売しています。最近、特に東海道区間の「エクスプレス予約」で限定商品が乱発気味に販売されているので、ざっと整理してみました。
EXファミリー 早特 |
IC早特21 | こだま☆楽旅 | 一緒に☆こだま | |
利用資格 |
会員+1名以上 | 会員本人のみ | 会員本人のみ | 会員+1名以上 |
利用可能列車 | 全列車 (直通に限る) |
早朝・昼間の のぞみ |
こだま 全列車 |
こだま 全列車 |
購入期限 |
乗車3日前 | 乗車21日前 | 乗車3日前 | 乗車3日前 |
東京~静岡 |
設定なし | 設定なし | 6,030 | 設定なし |
東京~名古屋 | 11,830 9,770 |
8,800 | 9,000 | 8,900 7,900 |
東京~新大阪 | 14,400 12,300 |
11,000 | 11,200 | 10,900 9,900 |
名古屋~新大阪 | 設定なし | 設定なし | 5,980 | 5,900 4,200 |
いずれも乗車券+特急券のセットの価格です。黒字の金額が普通車用で、緑字の金額がグリーン車用です。これ以外に「IC早特」や「EXきっぷ」なんてものもありますが、スペースの都合で割愛します。
同じ「こだま」を割引対象とする「こだま☆楽旅IC早特」が東京~新大阪間100Km以上の相互区間で設定されているのに対し、「一緒に☆こだま早特」の設定区間は東京・品川・新横浜~名古屋・京都・新大阪と名古屋~京都・新大阪という具合に、「のぞみ」が停車する東名阪相互区間になります。「のぞみ」に乗るほど急がない客を「こだま」にシフトさせることを狙ったんだと思います。
また、「こだま☆楽旅」がグリーン車用のみなのに対し、「一緒に☆こだま」は普通車用の設定があります。「別にグリーン車じゃなくてもいいからとにかく安く乗りたい」というニーズを汲み取ってのことかなと思います。グリーン車の価格の比較でも「一緒に☆こだま」の方が若干安く、複数人同時利用というインセンティブが働いています。
私は普通車とグリーン車の価格差に注目しました。私が利用した新横浜~名古屋間は普通車が7800円に対し、グリーン車は8800円で価格差わずか1000円でした。首都圏発着に限っては価格差がわずかで、グリーン車の割安感が際立ちます。2時間半乗ることになるので、1000円追加してグリーン車を利用しました。
この券は実家へ祖母の見舞いに行った際に利用しました。こっちがびっくりするぐらい元気で安堵したものですが、この2週間後に急逝し、結果的にこの時の帰省が最後の別れとなりました。このきっぷは約2万枚もあるコレクションの中でもある意味思い出に残る一枚になりました。
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