窓口閉鎖駅めぐり@南千住
(南千住駅みどりの窓口)
今年8月末で常磐線・南千住駅のみどりの窓口が閉鎖になりました。JR東日本東京支社管内では昨年10月末にも総武線・新日本橋駅をはじめとして三駅で閉鎖になっており、「相変わらずまだやるんだ~」と違った意味で感心してしまいました。
東京支社管内の常磐線の駅のみどりの窓口の設置状況と平成22年の1日あたりの乗車人員(単位:万人)の関係を調べてみたところ、以下のようになっていました。太字の駅は快速線の停車駅です。
○:日暮里(9.6)
×:三河島(1.0)【平成17年11月】
×:南千住(1.5)【平成23年8月】
○:北千住(19.5)
―:綾瀬(1.7)
○:亀有(4.0)
○:金町(4.4)
○:松戸(9.9)
×:北松戸(2.1)【平成18年5月】
×:馬橋(2.4)【平成18年5月】
○:新松戸(3.6)
×:北小金(2.5)【平成21年8月】
○:南柏(3.2)
○:柏(12.0)
×:北柏(2.0)【平成18年5月】
○:我孫子(3.0)
×:天王台(2.2)【平成18年6月】
○:取手(3.0)
×の駅はかつてみどりの窓口があり、ここ最近閉鎖された駅です。【 】内は窓口が閉鎖になった時期です。こうして見ると乗車人員3万人未満の駅のみどりの窓口がきれいに閉鎖になっています。それは売上にノルマを設定して、一定期間で達成できなかったら問答無用で窓口閉鎖といった基準があるかのようです。
乗車人員だけ見ると南柏・我孫子駅が次なるターゲットになりそうですが、我孫子駅は快速が停車し成田線との乗り換え駅でもあるので、南柏駅の方が危ない感じがします。
南千住駅で購入したきっぷです。営業時間が9時~19時と短く、平日に行くのは困難だったので休みの日に行ってきました。本当はとある列車の指定券を購入しようとしましたが、満席だったのでやむなくBグリーン券にして、適当に乗り鉄してきました。
今回ちょっと気になったのが、窓口閉鎖の告知がちゃんとなされていたのかということです。通常、閉鎖される半月程度前には駅構内の目立つ所に告知のポスターが何枚も貼られるものですが、今回の南千住駅では窓口のガラスに小さな貼り紙があっただけで、私が見た限りではポスター類による告知はありませんした。9月1日にいきなり窓口が閉まっていて、面食らった利用客もいたんじゃないかと思います。利用者に不便を強いるのに、やり方がよろしくないように感じました。
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