谷川岳山開き号
◆種別:快速
◆区間:上野~土合
7月2日は「谷川岳の日」です。大正9(1920)年に谷川岳の初登頂に成功したのがきっかけだそうです。昨年は上越線全通80周年と「谷川岳の日」の制定を記念して、昼間に開催していた谷川岳の山開き行事を15年ぶりに早朝4時から篝火・松明を焚いて開催しました。
地元はこれを機に上野から山開き行事に参加できる直通列車をJRに要望していたそうで、昨年上野~土合間で快速「谷川岳山開き」号が運転されました。谷川岳登山への夜行列車が運転されたのは実に26年ぶりだそうです。
上野 土合
下り(7月2日) 23:33 → 2:50
上り(7月3日) 16:49 ← 14:00
下りは夜行列車で全車指定席で、下りは一部指定席でした。下り列車で夜中の土合駅に放り出されても困るので、地元は登山口までお迎えをし、谷川岳ロープウェイは朝5時から運行したそうです。
私は山登りをする気合はなかったので、上り列車に乗車しました。1ヵ月前の発売日に全席売り切れるほどではなかったようですが、当日には満席になっていたようです。
(上越線・土合)
車両はJR東日本大宮車両センターの183系でした。幕は「快速」でした。発車間際に越後中里方面から回送されてきたので、そちらの方で留置されていたんだと思われます。土合駅のホームの長さが短いため、一部の車両はドアカットされていました。
車内はほとんどが登山客でしたが、ヲタも少々いました。始発の土合駅が無人駅なので一部自由席になっていたんですが、指定席も自由席も7割方埋まっていました。下りの乗車率はいかほどだったのかはわかりませんが、今年の山開きでも同様の形態で運転されているので、ソコソコ乗車率は良かったんだと思われます。
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