風っこライトアップ鑑賞号
◆種別:普通
◆運転区間:山形~山寺
夏はこの「風っこ」の良さが活かされる季節だと思います。
7・8月の休日を中心に仙山線の山形~山寺間に「風っこ山寺芭蕉号」と「風っこライトアップ鑑賞号」が運転されました。「風っこ山寺芭蕉号」は昨秋も運転されましたが、夕涼み時間帯に運転される「風っこライトアップ鑑賞号」は初めてではないかと思います。
「風っこ」は1編成しかないので以下のような運用が組まれました。ただし、「風っこライトアップ鑑賞号」は7月22・29・8月19・26日のみの運転です。
山形 山寺
10:23 → 10:53 風っこ山寺芭蕉2号
← 回送
13:24 → 13:57 風っこ山寺芭蕉4号
14:30 ← 14:03 風っこ山寺芭蕉1号
→ 回送
16:39 ← 16:06 風っこ山寺芭蕉3号
18:31 → 19:04 風っこライトアップ鑑賞2号
19:36 ← 19:09 風っこライトアップ鑑賞1号
で、その車両ですが左のとおりです…。「山寺芭蕉号」のヘッドマークをつけたまま「ライトアップ鑑賞号」として運転されていました。背後が夕焼けになっているところまで気付いてもらえればわからなくはないですが、これじゃあどっちの列車を撮ったかわかりません。しかもヘッドマークは昨秋と変わらなかったので二重に失望しました。
この列車の指定券も「リアスシーライナー」と同時に買いましたが、そこまで気合入れて買う必要はありませんでした。指定席にはひいき目に見ても10人いたかどうかです。
「ライトアップ」と称する割に周囲はそれほど暗くなく、「なにゆえライトアップ??」と思いました。しかし、山寺駅に着いてから謎が解けました。ちょうど周囲は薄暗くなっており、山寺駅のホームからライトアップしていた立石寺五大堂が見えました。「なるほどね」と妙に納得した次第です。
短い乗車時間ですが夕涼みとしては最適の列車だと思います。ライトアップされた立石寺五大堂もなかなかきれいです。ただ、8月の下旬ともなると朝晩の東北山間部は結構冷えるのであまり軽装で行かない方が身のためです。
写真は奥羽線・北山形駅で交換待ちの際に撮影したものです。ちょっと側面が入るように撮ってみました。
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