(武蔵)三郷
(三郷駅入口)
武蔵野線・三郷(みさと)駅は埼玉県三郷市にある駅です。駅のすぐ西側には江戸川が流れていて、千葉県流山市との県境があります。利用客はここのところ漸減傾向にあります。平成17年につくばエクスプレスの三郷中央駅が開業して利用客が分散したことが大きな原因と思われます。つくばエクスプレスは秋葉原まで直結していますから、東京都心へのアクセスは武蔵野線よりも便利です。
三郷駅にはみどりの窓口がありましたが、今年4月23日で閉鎖されています。それとほぼ同じくして駅の営業形態も直営から業務委託駅に変更された模様です。武蔵野線は八王子支社管内の新小平駅が前年6月末で閉鎖されていましたが、大宮支社管内は初めてでした。
(乗車券)
三郷駅で購入した乗車券です。「三郷」と表記する駅は関西線に「三郷(さんごう)駅」があり、そちらと区別するため線名記号の(武蔵)が付いて「(武蔵)三郷」となります。発売箇所は「三郷」のままです。ちなみに関西線の三郷駅は「(関)三郷」という表記になります。
線名記号は(東)や(環)など漢字一文字のイメージがあったので、(武蔵)という表記は新鮮でした。面白い表記だと思ったので入場券も購入しました。乗車券と比べて(武蔵)のサイズが大きいです。
ところで、武蔵野線各駅で「武蔵野線よくするプロジェクト」というポスターを見ました。要はダイヤ改正のタイミングで増発すると同時に、大雨や強風対策を強化して運休を減らそうという施策のようです。それ自体は大いに結構なことだと思います。でも、せっかく便利にするための施策を実施しても、その足元でみどりの窓口を閉鎖して利用客に不便を強いているのは、ダイエットする傍らで暴飲暴食しているような感じで滑稽でもあります。最近、横浜線でも同じようなポスターを見かけますが、最終的にどうしたいのかよくわかりません。
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