中央線料金回数券(自動券売機版)
中央線料金回数券(中央料回)は「指定席券売機」のみでの発売となっていて、JR東日本の「おトクなきっぷ」のHPにも「発売は指定席券売機限定となります」と記載があります。
このきっぷは昨年使用した中央料回です。「指定席券売機」ではなく近距離券を発売する自動券売機で発売されています。
中央料回の前身の一つである「かいじ料金回数券」は「指定席券売機」以外にもみどりの窓口や自動券売機で購入できました。JR東日本はできるだけ人手をかけずにきっぷを売る方針を進めており、中央料回に移行する際に「指定席券売機」発売に限定してしまいました。しかし、自動券売機での発売まで止めてしまったため、旧来の「かいじ料金回数券」のユーザーから苦情が上がったのかもしれません。
自動券売機でも発売できるようにすることは、先述の方針に反するものではなく、ある意味軌道修正したとも言えます。しかし、HPにはその旨が記載されていません。また、自動券売機で中央料回を発売する設定も、八王子支社の一部駅にしか入っていないものと思われます。
近距離券売機での発売を開始したのは中央線の線区の特情もあり、特急の利用促進に繋げたい思惑があるようです。
八王子支社は首都圏で唯一普通列車グリーン車の設備がないため、代替サービスとして特急列車の近距離利用を促し増収に繋げていくことに全力をあげていく考えである。
そのために、発券スピードが速くSuicaも使用できる近距離券売機に口座を設定し、より気軽に回数券を購入できるようにするとともに更なる特急列車の利用促進に繋げていく考えである。
投稿情報: マルス2号 | 2011/01/31 00:52
私は「指定席券売機」に限定せず、ホーム上の特急券券売機でも買えるようにするぐらいでないとダメだろうなと感じてました。
発売の手間を省きたいのはわからなくもないですが、発売箇所を限定=売り上げに影響するという考えが欠落しているように思います。
投稿情報: 今出川 | 2011/02/02 23:21
ホームの券売機で売ると、正札客からの売上が落ちると考えているのではないでしょうか。売上は上げたいけど経費はかけたくない、しかも取れるところからは取りたい…という妥協の産物として指定席券売機限定にしたのでは?
投稿情報: よこりん | 2011/02/03 14:43