たにがわ
◆種別:新幹線
◆運転区間:東京~高崎・越後湯沢・ガーラ湯沢
新幹線の「たにがわ」は平成9年10月に登場しました。それまでの上越新幹線は開業以来速達タイプが「あさひ」で、各駅タイプが「とき」と区別されていましたが、東京からの行き先別に愛称を整理することとなり、新潟行を「あさひ」に一本化して「とき」を廃止し、高崎・越後湯沢(ガーラ湯沢)行を新たに「たにがわ」としました。
名前の由来は谷川岳です。上毛高原~越後湯沢間にある大清水トンネルが谷川岳を貫通しています。この時既に在来線の上野~水上間で運転されていた「谷川」という特急列車がありましたが、「たにがわ」登場に伴って「水上」に改称されています。
「たにがわ」は基本的には越後湯沢発着です。高崎発着は朝夕のラッシュ時のみで、ガーラ湯沢発着は冬季のスキーシーズンの営業期間内のみです。また、定期列車では全て各駅停車で運転されますが、スキー向け臨時列車では通過駅がある速達タイプもあります。
(越後湯沢駅)
車両は200系がほとんどです。E1・E4系で運転される「Maxたにがわ」が主力のため、純粋な「たにがわ」の運転本数は現在1日わずか6往復で、定員が少ない200系「たにがわ」はいずれも昼間や早朝深夜といった閑散時間帯です。私のきっぷの手持ちを見ても「Maxたにがわ」の指定券はソコソコの枚数がありましたが、「たにがわ」の手持ちはわずかでした。それだけ乗る機会が少ないことを実感します。
200系の寿命もさほど長くない上に、平成6~7年に登場したE1系もそろそろ廃車が出始める頃でしょう。将来的に「たにがわ」は200系代替のE2系に、「Maxたにがわ」は東北新幹線から追い出されて上越専門となると報じられているE4系に置き換わっていくものと思われます。
記事に誤りがありましたよ。
新潟行を「とき」に一本化して「あさひ」を廃止し
が正しいと思われます。
投稿情報: 急行こまがね3号 | 2010/11/20 10:40
たにがわ登場の経緯としては「ときを廃止してあさひに一本化」で正しいと思います。
その後、あさまとの誤乗や新潟県からの要望が多くて、あさひをときに改称したと記憶します。
投稿情報: よこりん | 2010/11/20 11:29
>よこりんさん
フォローありがとうございます。
投稿情報: 今出川@新井 | 2010/11/20 21:41
なるほど、その通りでした。
早とちり、失礼しました。
投稿情報: 急行こまがね3号 | 2010/11/21 00:57