乗り得えちご
今夏の快速「ムーンライトえちご」は7月20日~9月5日と9月9・10日に運転されました。9月5日は日曜日なので、「青春18きっぷ」が有効な最後の週末まで運転されたということでしょうが、平日の9月9・10日にも運転された理由がどうもわかりません。ちょうど両日に新潟県小千谷市で「片貝まつり」がありましたが、その帰りの観客輸送だとしたら新潟発だけ設定すればよいのに、新宿発も設定されていたのが不可思議でした。
私は「片貝まつり」の帰りに上りの「ムーンライトえちご」を利用しました。指定券は日付が変わって10日発になっていますが、始発駅(新潟)ベースでは9日です。実際に指定券の通りに東三条駅から乗車したんですが、9月9日が木曜日で閑散期、10日が金曜日なので通常期となり、同じ列車でも乗車駅によって指定席料金に差が出てしまいました。手前の新潟駅から指定券を購入していれば310円で済んでいました。隣の席の旅慣れた感じの夫婦は長岡駅から乗ってきたにも拘らず、指定券だけは新潟駅からになっていて抜かりなく節約していました。
指定は3週間前でも余裕で窓側が取れたんですが、当日は平日らしからぬ盛況ぶりで「指定席は完売」とアナウンスされていました。東三条駅を発車した時点ではガラガラだったのが、長岡駅から多くの客が乗ってきて7~8割がた埋まりました。彼らが「片貝まつり」の客だけとは思えず、なぜあんなに埋まったのか今でも不思議です。
(信越線・長岡駅)
車両は以前の記事で紹介したJR東日本幕張車両センターの183系(旧あずさ色編成)ではなく、大宮車両センターの183・9系でした。この車両は普段「ムーンライトえちご」に充当されることがないため、ヘッドマークや方向幕は「快速」の字幕でした。座席は幕張の車両よりもグレードがよかった(6号車は除く)ため、快適に眠ることができました。確か深夜帯は減光したような記憶があります。ちょっと得した感じの「ムーンライトえちご」でした。
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