たんばらラベンダー号
◆種別:快速
◆運転区間:上野~沼田
7月最終週と8月1週目の土日に上野~沼田間で快速「たんばらラベンダー」号が運転されました。終着の群馬県沼田市郊外に「たんばらラベンダーパーク」というリゾート施設があり、そこへのアクセス列車です。車両はJR東日本長野車両センターの「いろどり」でした。
東急グループのリゾート会社が運営する「たんばらラベンダーパーク」は沼田駅からバスで40分ほど郊外の玉原(たんばら)高原にあります。冬場は「たんばらスキーパーク」となります。要は夏場におけるスキー場の遊休利用として、スキー場をラベンダー畑にして観光客を呼び込んでいます。ラベンダーと言えば北海道の富良野が有名ですが、「たんばら」は富良野より標高の高いところ(約1300m)で、満開の時期が違う品種を複数植えているので、ラベンダーを楽しめる期間が長いというのを「売り」にしています。
列車の客層は「たんばらラベンダーパーク」までラベンダーを見に行く「びゅう」の日帰りツアー客が多かったです。ヲタもいましたが、全車グリーン車ゆえ「青春18きっぷ」が使えないこともあり、少数派でした。北海道まで行かないでもラベンダーが見られることもあり、ツアーの人気は上々のようでした。私は4年前に一度行っていて、今回は2回目となりました。沼田駅からシャトルバスに40分も揺られる不便さは微妙なところですが、一度行ってみる価値はあると思います。
写真は上越線・渋川駅で撮影したものです。専用のヘッドマークは液晶ディスプレイで写しているので、太陽光下で撮るとうまく写らず、なかなか難儀しました。
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