つがる延長運転
普段は八戸~青森・弘前間で運転されている特急「つがる」ですが、青森ねぶたまつりの期間中は見物客輸送のため弘前行の最終列車が秋田駅まで延長運転されます。かつては青森~秋田間には急行「お祭り北東北」や特急「ねぶた」なんて列車が運転されましたが、平成15年以降は「つがる」の延長運転という形で落ち着いています。
これは4年前に私が青森ねぶたまつりを見た帰りに使ってきたきっぷです。「つがる29号」は普段は弘前止まりですが、秋田行に延長されていました。青森駅を出る時点で指定席はほぼ満席で、停車駅ごとに減る一方でした。大館駅と東能代駅でまとまった客が降りてしまい、東能代駅から先はほぼ空気輸送となりました。秋田駅に1時過ぎに放り出された私は快速「こがねドリーム」に乗って夜を明かしました。「こがね」を利用した夜行列車で、この年のこの日限り運転されたある意味伝説と化した列車です。
「つがる」は今年暮れの東北新幹線延伸に伴うダイヤ改正によって、現在の形態では廃止が見込まれています。よって、「つがる」の延長運転は今年で最後かもしれません。しかし、私個人的には案外「つがる」という愛称だけは全く別の列車として残るような気がしています。鉄ヲタ的には「つがる」よりも「津軽」にして欲しい感はありますが…。
みずほも復活するようですんで、是非津軽も復活して欲しいですね。
では。
投稿情報: 水浜軌道 | 2010/08/24 22:49
「みずほ」の件はびっくりでした。
個人的に列車の序列としては「つばめ>さくら>みずほ」という感ですが、新幹線では逆になるようですね。
投稿情報: 今出川 | 2010/08/24 23:16
“はやぶさ”が東北に持っていかれなければ“はやぶさ”もあったかも…
鹿児島ですし。
まぁ、九州オンリーの“つばめ”も、最初は違和感がありましたが
投稿情報: ぽろりん | 2010/08/25 00:58
鉄ヲタ的には「はやぶさ」は九州というイメージが強いので、青森に行くのはかなり違和感がありますね。
本当はJR東日本も「さくら」を使いたかったんだけど、JR九州に取られてしまったたため、意趣返しとして「はやぶさ」を取ったんじゃないかなどと勘繰っています。
投稿情報: 今出川 | 2010/08/26 08:57
>さくら
弘前のイメージがありますから、青森行き新幹線に相応しかったかもしれませんね。
そういう意味で「九州から大阪に行く列車」として<さくら>は個人的に大ヒットだったのですが…(造幣局の通り抜け)。
投稿情報: よこりん | 2010/08/26 22:55
桜前線は北から南へ進むわけですから、「さくら」の愛称は九州・東北のどちらにも使えてしまう感はあります。
九州新幹線が南の新八代~鹿児島中央間が先に部分開通したので、北進して博多へ繋がるイメージを桜前線と結びつけて「さくら」としたのは下手にひねらずごく自然な印象があり、私個人的には好印象です。
投稿情報: 今出川@大阪 | 2010/08/29 23:56