瀬戸内マリンビュー
▼種別:快速
▼運転区間:広島・呉~三原(1日2往復)
この記事が通算500本目だったりします。
平成17年秋の広島デスティネーションキャンペーンに関連して呉線で運転されている観光列車です。同キャンペーン終了後も引き続きほぼ毎日運転されています。
車両はJR西日本広島運転所所属のキハ47系を改造した専用編成です。2両編成が組まれていて、広島寄りの1両が指定席で三原寄りの1両が自由席です。青と白に塗り分けられ正面の種別幕は埋められています。さらに海をイメージしたと思われるオールや浮き輪で装飾されていて、なんとも個性的な外観です。
一編成しかない割に毎日2往復運転しているので以下のような運用が組まれています。1→2号、2→3号の折り返し時間はごくわずかです。
広島 呉 三原
1号 10:06 → 10:52 → 12:27
2号 14:11 ← 12:31
3号 14:16 → 16:01
4号 19:12 ← 18:28 ← 16:19
先日ようやく乗ることができました。有休取って平日に乗ったんですが、指定席は私以外に2人いただけでした。自由席は地元っぽい人で一杯でした。指定席は海側にソファ型のボックス席があり、山側の席はベンチシートになっていて海が見えるようになっています。イメージとしては北海道で乗った「くしろ湿原ノロッコ」に似ています。奇数番が海側のボックス席になります。
呉線で最も景色がいいのは安芸幸崎~忠海間で、この区間は減速して景色が楽しめるようになっています。私が乗ったときは晴天でその名のとおり瀬戸内海の景色を楽しむことができました。
ただ、ちょっと不思議に思ったのは呉線は全線電化されているのに、なぜディーゼルカーを走らせるのか…。広島地区には改造できる電車がなかったせいでしょうか?ちょっと謎です。
改造種車はいくらでもあると思いますが、
芸備線・山陰本線・美祢線といった非電化区間を抱えているので
気動車のほうが都合がよかったんじゃないかと思います。
投稿情報: たなべ | 2007/03/06 11:23