惜別・ふるさと銀河線
ふるさと銀河線は帯広と北見を結ぶ路線で、正式には「北海道ちほく高原鉄道」と言います。残念ながら今月20日限りでの廃線が決まっています。
元は国鉄池北線と言って第2次特定地方交通線に指定され、JRに民営化される前に廃止対象になりました。しかし、地元の強い要望により北海道で唯一の第三セクターとして生き残り、平成元年6月に転換・開業しました。
転換したものの沿線は過疎・少子化が進み、苦戦が続きました。また、道路も比較的よく整備されており、平成15年に道東自動車道が足寄まで延伸されたのも痛手でした。北海道や沿線自治体の財政支援も得られず、今後乗客が増加する見込みもないため昨年廃止が決まりました。
営業キロが140Kmちょうどで34駅あります。両端駅はJRに改札を委託していて、自社の有人駅は本別・足寄・陸別・置戸・訓子府の5駅です。
(B型硬券)
そのうち本別・足寄では上のような帯広までの硬券の連絡券が発売されています(と言ってもまだ残っているかはわかりませんが…)。帯広駅には自動改札が導入されているため、「自動改札は通れません」とデカデカと表記されています。
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