さよならシルフィード
▼種別:快速
▼運転区間:新潟~妙高高原
「シルフィード」はJR東日本が平成2年8月に485系を改造して登場したジョイフルトレインです。足回りはほぼそのままでしたが、車体を新造し全車グリーン車となりました。新潟の上沼垂(かみぬったり)電車区に配属され、新潟地区を中心に運転されていました。ほとんどが団体列車だったと思いますが、帰省ラッシュシーズンに羽越線で臨時急行列車として運転されたこともありました。
名鉄のパノラマカーや一足先に登場していた松本支社の「パノラマエクスプレスアルプス」を思わせる展望室とさわやかな黄緑のカラーリングの外観は非常に惹かれるものがありました。また、ディーゼル機関車に引かれて非電化区間に乗り入れる姿は衝撃的でもありました。しかし、名古屋にいる小僧が新潟を中心に走っている全車グリーン車の「シルフィード」に乗れるわけもなく、どんどん月日は過ぎていきました。
平成13年に「シルフィード」が運転終了し、新潟~妙高高原間を快速「さよならシルフィード」としてさよなら運転が行われるというニュースを聞いたので、どうしても乗ってみたいと思いました。幸い何とか指定を確保することができ下り列車に乗ることができました。
きっぷを見れば分かるとおり、グリーン車の車両を普通車扱いにして運転されました。ベースは485系だったので、直江津以北は特急列車を思わせる快足ぶりでした。
ちなみに車内ではヲタ列車にありがちな抽選会があり、運良く「長岡⇔越後湯沢」と書かれたサボが当たりました(爆)写真は信越線の前川~宮内間を走行する同列車で、友人のHPより借りてきました。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。