八重桜(品種失念)の花をアップで撮ったもの。花びらが多く色が濃い。風でどうしても枝が揺れるのでアップで撮影するのは案外難しい。
混雑承知で来たものの、人ごみに嫌気がさしてちょっと脇道へ。木の向こうは人でごった返している。疲れてぐったりしたご老人や泣き出す子供がいる。脇道は空いていて流れがいい代わりに、桜を見られるエリアは少し狭まる。それでも個人的には向かって左側の脇道がオススメ。
造幣局の鋳造技術を活かした金属工芸品や貨幣セットを発売する物販コーナーがあった。便乗商売に思えなくもないが、貨幣セットは行列ができるほどよく売れていた。記念硬貨にも惹かれたが、500円硬貨の「500円」の文字が浮かび上がる潜像の技術を活かした金属製の栞を購入した。単なる金属製の栞は多くあれど、潜像まで入っているものはそうそうない。
個人的に一番気に入った桜がこれ。桜なのになぜか「牡丹」という品種。近隣の八重桜が満開なのに、この桜は葉桜になりかかっている。おそらく八重桜というよりはソメイヨシノに近い品種のような感じがする。
新しく購入したカメラの「アート機能」で撮影したもの。メーカーHPによると「アーティスティックに表現できるフィルター機能」とのことらしい。その中で「トイカメラ」というフィルターで撮影してみた。今まで撮った写真とは違うぼやっとした感じがおもしろい。
「造幣博物館」という煉瓦造りの立派な建物があったので、中を見てみようと思ったらなんと「桜の通り抜け」期間中は臨時休業。混み過ぎて混乱を招くという理由なのかもしれないが、通常時でも土日祝日は休館の模様。いかにもお役所仕事。造幣事業を紹介するために開設されたそうだが、平日しか開館していないようでは目的を達成しているとは言えない。下手したら蓮舫にバッサリ切られかねない。
造幣博物館の入口(?)部分。造幣博物館の建物は明治44年に造幣局の火力発電所として建設されたもの。昭和44年に建物の保存を兼ねて造幣博物館に改築したものだそう。建物には興味はあるので休暇を取って行くしかないか…。
1時間近くかけて約500mの道のりを歩いて終点の北門に。この案内から見てもJR東西線の大阪城北詰駅が一番近い。今度は逆らわずに、再度桜宮橋を渡って大阪城北詰駅へ向かった。
大阪城北詰駅の壁には瓢箪のシンボルが埋め込まれている。この駅が大阪城から近いことから、豊臣秀吉の馬印である瓢箪を「駅シンボル」にしている。JR東西線の駅にはそれぞれの駅に由来する駅シンボルが埋め込まれている。
この後、この日初めての食事を摂り、少々の地下活動を行ってから荷物を回収して新幹線で帰途へ。ちょっと贅沢をして珍しくグリーン車で。N700系だったのでコーヒーでも飲みながらネットサーフィンでもしようと思ったが、疲労でほどなくして眠りに落ちてしまい、目が覚めたら熱海駅を通過していた。
(ようやくおしまい)
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