富士の芝桜を見に行くべく、まずは富士急線の富士吉田駅に到着。JRから直通の臨時快速「お座敷富士芝桜」号に乗ってきた。指定券は直前までなかなか取れなかった。それもそのはずでこの列車は団体客やパックツアーの客がほとんどを占めていた。お座敷列車と言うだけあってじーさんばーさんが多かった。
富士吉田駅のホームから見えた富士山。ちょうど雲が晴れてきれいに見えた。地元の人は気にも留めてないようだったが、観光客にとってはちょっと感動モノだった。
後続の列車で河口湖駅に到着。河口湖駅からはバスで本栖湖近くにある芝桜まつりへ向かう。バスは富士山ナンバー。河口湖駅のバスターミナルの外れにあり、ちょっと場所はわかりにくい。列車が到着すると多くの乗客を吐き出し、バスに乗る列に並んでいった。
バスのチケットと芝桜まつりの入場引換券。1200円とあるが、JRの「河口湖・山中湖セレクトフリーきっぷ」を持っていれば半額の600円で購入できた。バス代は実質タダみたいなもんだろう。
パンフレットにはバスは河口湖駅から会場までは30分と書いてあったが、私は土曜休日についてはそんなことはありえないと思っていた。1000円高速道路のせいで渋滞すると思ったからだ。案の定、河口湖駅から倍近くの1時間ちょっとかかって到着した。
バスから降りて芝桜まつりの会場へ。最初に見た芝桜を見て思ったのは「意外ときれいじゃないな…」と。時期的にちょっと早かったのか咲き具合がまだらで、ところどころ土や雑草(?)が見えている。普通の桜も今年は遅かったので、同様に芝桜も遅れていたのかもしれない。この時点ではちょっと期待はずれ。
場所を変えてもう一枚。先ほどよりはきれい。雲がなければ富士山が見えるはずで、見えればとても絵になる光景ではあるが、この時点では雲は晴れず。でも、まずまずの眺め。芝桜+池+富士山の組合せになるこの構図はポスターやパンフレットにも多用されている。
この辺りは人気ポイントで通路が混み合っていた。通路に三脚を持ち込んで、レジャーシート敷いて座り込んで長期戦で撮影する不届き者も。三脚の脚がロープを超えているのは確信犯のよう。いちおう三脚持ち込み禁止になっていはいたが、係員も半ば黙認で徹底されてはいなかった。最近「撮り鉄」のマナーの悪さが話題になっているが、芝桜も大差ないなと実感した。
(芝桜編つづく)
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