小田急MSR端末の連絡券
小田急のMSR端末で発券した小田原接続の小田急線→JRの連絡券です。身延線へは富士宮と西富士宮までが連絡範囲になっています。小田急線からのJRへの連絡運輸は西は神戸市内まで設定されていて、このようにMSR端末で発券できました。
しかし、先日新松田/松田接続で西富士宮の一つ手前の富士宮までの乗車券を購入しようとしたところ、MSR端末で発券できなくなっていました。駅員の説明では「機械が変わって新松田経由では富士宮まで発券できなくなった」とのことでした。あまり時間がなかったのでその場を後にし、小田急線はモバイルSuicaを使用しました。
新松田/松田接続は特急「あさぎり」という直通列車がありますから、JR線にまたがる区間を乗車する場合は必然的に連絡券になります。御殿場以遠までJR線を利用する客もそれなりにいると思われます。なので、直通列車の設定がない小田原や藤沢などの接続駅ならまだしも、新松田/松田接続について連絡範囲を狭めることは釈然としないものがありました。
そこで小田急のHPに設置されているお問い合わせフォームで経緯を記した上で実際にどうなのか確認してみました。そして、送信から4時間弱(!)で謝罪の言葉とともに返ってきた回答は以下のようなものでした。
- 連絡運輸の範囲は変更していない。
- ただし、今年3月に発券機器を更新した際に発券できなくなった。
- 当該区間については出札補充券で発行するが、発行に時間を要するため事前に来駅する時間を知らせて欲しい。
発券機器を更新したのに機能が劣化したのはどうかと思いますが、それ以外の機能が向上したり使用頻度の低い機能を整理して現場レベルでは使いやすくなったのかもしれません。まぁ「便利なSuicaを…」とか「ご理解とご協力を…」のお決まりのテンプレート&コピペ作戦でまるで回答になっていないどこぞの会社と違って、経緯と代替方法を明示してくれましたのでわかりやすく納得がいきました。顧客対応としては満点だったと思います。
今度は時間に余裕をもって購入してみたいと思っています。慣れた趣味者の方はとっくの昔に既に実践しているようですが…。