最長距離B自由席グリーン券
現在発売可能なB自由席グリーン券で最長距離のものはどの区間になるかなと考えたことがあります。平成16年に制度が変わってからは、途中下車さえしなければグリーン料金を通算できる駅の限定がなくなりました。
私の中ではおそらくこれだと思っています。東北線・黒磯駅から東海道線・沼津駅まで直通する列車はないので、少なくとも2回は乗り継ぎが必要です。
まず、黒磯駅を発車する上り列車で湘南新宿ライン方面に直通する列車はありません。よって、宇都宮~赤羽間のどこかの駅で湘南新宿ラインに乗り換えを要します。さらに乗り換えた湘南新宿ラインが「宇都宮線~横須賀線」系統の列車であれば横浜・戸塚・大船いずれかの駅で東海道線に乗り換えを要し、逆に「高崎線~東海道線」系統の列車でも東海道線側は小田原駅までしか乗り入れていないので、やはり横浜~小田原間のどこかの駅で乗り換えを要します。
なお、私がこのきっぷで実際に利用したのは黒磯~藤沢間で、乗換えをしたのは東北(宇都宮)線・古河と東海道線・戸塚でした。
余談ですが、かつて走っていた大垣夜行のグリーン車と組み合わせるとこんな感じで400kmを超えるようなきっぷも発券できました。大垣夜行は東京駅で成田空港行の快速「エアポート成田」の始発に接続していました。朝5時前に都心に放り出されても手持ち無沙汰なので、意味もなく成田空港に行った記憶があります。
仮に大垣夜行が残っていれば大垣~大原(外房線)間が最長距離だったと思われます。
こんばんわ。面白い記事と感じましたのでコメントしました。
最遠長距離のBグ券はS44-5-10の等級制度廃止によるモノクラス化以降、S49-10-1制度改正までは、旧等級時代の基準を引継ぎ、乗車区間が繋がっていれば、いくら列車をまたいでも通しのグリーン券を発行してましたが、ことBグ券となると何処間での区間が・・・となります。私の記憶では、この時代のBグ券最遠券は東京から宇野であったと思います。しかしこれ以降ですと大垣夜行程度となりましたが、S56夏から久里浜方より房総夏季ダイヤに乗って内房館山・外房安房鴨川まで通し購入出来ましたので、国鉄末期からH7年夏季の間は(その年度の夏季ダイヤにより区間が多少短くなることもあったかと思いますが)大垣から安房鴨川間となっていたはずです。H8-3月以降も島田からH13年夏季頃までは鴨川までの通しグ券が最遠券と記憶します。最末期の房総夏季ダイヤでは、鴨川や館山まで1日1往復のみの113系11連快速を東京発で設定しており、この内編成内グリーン車2両の内の1両を指定席、もう1両を自由席としており、国鉄時代のDC急行や一時期の新幹線を彷彿する構成としておりましたので、小田原方面から通しBグ券を東京で館山直通快速へ乗り換え、さらに千葉以遠を車内乗換扱いとした、料補におけるBグ自由席・指定席券を発行してもらった記憶があります。当然料金は通算です。面白いのは指定1を斜線、指定2のみに千葉から館山間列車名入りの指定がはいった券となったことで、これは料金を区切りませんから東海道区間もグリーン車(ただし自由席)に乗ることで指定席区間より前に元々料金として収受される区間があるためで、以降
これが珍しく感じ別のコースでも同様の一様Bグ料金券(料補)を購入した記憶がありました。
投稿情報: MT | 2013/02/12 02:39