リゾートあすなろ津軽
◆種別:快速
◆区間:新青森~蟹田
一昨年12月の東北新幹線全線開通に伴って、青森県の観光用のリゾート列車としてHB-E300系「リゾートあすなろ」が投入されました。HB-E300系は2編成投入され、JR東日本青森車両センターに配置されています。
「リゾートあすなろ」は新青森駅から津軽線・蟹田駅まで運転される快速「リゾートあすなろ津軽」と青い森鉄道経由で大湊線・大湊駅まで運転される快速「リゾートあすなろ下北」の2列車で使用されています。1号のみ新青森~青森間で「津軽」と「下北」が併結されて4両編成で運転されますが、その他は基本的に2両編成での運転です。
とりあえず運転開始直後に往復乗ってきました。指定券の青い森鉄道に転換される前の東北線・小湊駅で仕込んでいます。私にとって最後に使用したMEM端末のきっぷとなりました。
運転開始2週間しか経っていない上に日曜日だったので、さぞかし混み合うことを想像していたんですが、乗車していたのはたった8人でした。しかも、そのうち私を含め6人がヲタでした。冬場で観光客が少ないという傾向を差し引いても少ないと感じました。
(津軽線・蟹田駅)
新青森駅から蟹田駅までは1時間程度で到着しました。しかし、駅近辺に観光地があるわけでもなく、竜飛方面の観光地まで行くバス路線があるわけでもありませんでした。駅前にあるのは小さな物産直売所ぐらいでした。「一体ここで何をしろと言うのか…」と感じてしまいました。
運転開始してまもないのにこの惨状ではこの列車の命運は長くないなと感じたんですが、今年3月のダイヤ改正でも特にアナウンスはないので、引き続き運転されるようです。個人的には蟹田止まりではなく、津軽線の終点である三厩まで延長運転し、竜飛方面の観光地を巡る外ヶ浜町循環バスに接続させて観光客を呼び込んだらどうかと思うんですがいかがでしょうか。
コメント
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