はやて360号
◆種別:新幹線
◆区間:新青森→東京
今年3月に投入されたE5系は専ら「はやぶさ」で運用されていました。運転開始当初は3編成でしたが、11月18日からもう3編成投入されることとなり、E5系で運転される「はやて」3往復と「やまびこ」1往復が登場しました。東海道・山陽新幹線の「のぞみ」に投入されたN700系が「ひかり」の運用に入ったのは翌年春のダイヤ改正からだったので、E5系の「はやて」・「やまびこ」への投入は思ったより早かったなという印象です。
10月9・10日(3連休後半の2日)に臨時列車として一足早くE5系の「はやて」が運転されていました。それがこの「はやて360号」でした。最高速度は275Kmに落としての運転でしたが、「はやぶさ」と同じくグランクラスの営業もありました。また、「はやて」での運転なので、「はやぶさ」は利用できない新幹線回数券やジパング倶楽部の割引でも利用できました。
三連休最終日ということもあり、私が乗車した八戸駅には多くの人がこの列車を待っていました。しかし、この列車が「はやて」にも関わらずE5系で運転されることを知らなかった人も相当いたようで、E5系が入線してきたときには驚きの歓声が上がりました。
来年3月のダイヤ改正からはE5系を10編成にまで増やし、「はやて」11往復、「やまびこ」・「なすの」それぞれ2往復に投入される予定です。私がちょっと気になったのは「はやて」の列車名を示す側面のLEDは「はやぶさ」と同じ緑色でした。今後は「はやぶさ」・「はやて」・「やまびこ」・「なすの」に投入されるわけですから、誤乗を防ぐためにも列車ごとに色は分けた方がいいと思います。
この緑色は、東北新幹線の緑という意味ではないでしょうか。E2系J70編成以降で採用されているフルカラーLEDの行先表示器でもそうなっていると思います。
2005.12.10改正でJR東日本の新幹線は、東京駅等で発車表示板がフルカラーLED化されたのを受け、秋田新幹線は桃、山形新幹線はオレンジ、上越新幹線は朱色、長野新幹線は紫で列車名を表記しています。
JR西日本アーバンネットワークのラインカラーと同様、東京、上野、大宮などで、これだけで誤乗を防ぐ役目を果たしているかどうかは疑問ですが…
投稿情報: ああああ | 2012/01/18 00:03
私は東海道山陽新幹線や九州新幹線が愛称ごとにきれいに色分けされていたのでそう感じたんですが、路線別の色分けと解釈すれば納得がいきますね。
でも、誤乗を防ぐという観点でもう少し差別化できなかったのかなと感じます。
投稿情報: 今出川 | 2012/01/19 00:26