トク割2枚回数券(指定席用)
JR四国の特急回数券はほとんど自由席用です。指定席が利用できる回数券は今のところ「トク割2枚(4枚)回数券(指定席用)」のみです。
これが「トク割2枚回数券」の現物です。券面に「替」の表記がないので、指定席券売機での指定券の発行はできないのかもしれません。また、この券は高知着となっていますが、今日発売分より高知側の着地が「高知~朝倉間」に拡大されています。「トク割2枚(4枚)回数券(指定席用)」が設定されているのは以下の区間だけです。
2枚回数券 4枚回数券 JR正規料金 高速バス
高松~高知 3100円 3000円 5270円 3300円
高松~松山 3700円 3600円 6010円 3900円
片道の単価で比較してみると「2枚回数券」でもJR正規料金(通常期)より4割程度、高速バス(と言っても無割引の片道運賃)よりも安くなっています。JR四国の経営は決して楽ではないはずですが、かなり頑張った価格設定に思えます。ただ、それ以上に私が驚いたのは「4枚回数券」の有効期間です。なんと発売日から6ヶ月間も使えるのです。しかも盆暮れGWの超繁忙期の利用制限はありません。定期券以外で半年も使える乗車券はあまり例がないと思います。
四国の特企で発行替対応のものは多分無いはずです。
マルスのある駅が非常に限られていますし、発行替対応券を出せないPOSでも特企を発売している関係上、取り扱いの統一をはかっているのかもしれません。
投稿情報: 落武者 | 2011/04/02 16:07
利用者としてはどちらでもいいんですが、同じきっぷでも発券端末によって取り扱いが変わるのは困りますね。
現にJR九州の「2枚きっぷ」なんかはPOS券と自動券売機で発券されたものは発行替不可だったはずです。
投稿情報: 今出川@京都 | 2011/04/09 20:14