ウィークエンドパス小変化

ウィークエンドパス小変化

　今年４月から「土・日きっぷ」に代わり発売された「ウィークエンドパス」ですが、当初の設定期間が９月末までとなっていて、１０月以降の設定が未定の状態でした。私はとりあえず９月まで様子を見て、１０月以降何か改廃を含めた変化があると予想していました。

 

　その結果。１０月以降も引き続き設定されましたが、大人用が２００円値上げされました。その代わりにＪＲ線以外に以下の鉄道会社がフリーエリアに加わっています。

【新たに利用できるようになった鉄道会社】

• 山形鉄道
• 阿武隈急行
• 福島交通
• ひたちなか海浜鉄道
• 鹿島臨海鉄道
• 富士急
• 長野電鉄
• 松本電鉄
• 上田電鉄
• しなの鉄道

【引き続き利用できる鉄道会社】

• 会津鉄道（フリー区間を西若松～会津田島間から全線に拡大）
• 北越急行
• 伊豆急

　さすがに２００円の値上げ分を１０社に２０円ずつ配分しているわけではないでしょうから、ＪＲ東日本の取り分は値上げ前より減った可能性があります。

　このエリア拡大がありがたいか否かは拡大対象の路線を使うかどうかに尽きると思います。私が画像のきっぷを使った際にはＪＲ線だけの利用でした。しかし、私鉄がこれだけフリーエリアに加わったので、今度使う際には乗ってみようかなという動機付けになると思います。私の場合はまだ全線乗っていない山形鉄道や茨城交通時代よりご無沙汰しているひたちなか海浜鉄道あたりになりそうです。

　「土・日きっぷ」の頃は指定券４回交付の枠をとにかくきっちり使い切っていましたが、「ウィークエンドパス」になってからは指定席は必要最小限にしか使わなくなりました。その代わりに自由席を使う頻度が増えました。特急料金が含まれないため、いろいろと乗り回す場合にはちょっと躊躇してしまいます。

Comments

[投稿情報: 水浜軌道]

是非湊線に乗車されますことを切に願います。運行本数も若干増えておりますんで。ま、紙モノは…来てのお楽しみって事で。
では。

[投稿情報: 今出川]

湊線は羽幌の残党が引退したり、三木鉄道の車両が入ったりと三セク化されてからいろいろと動きがあるようですが、近場ゆえ逆に足が遠ざかってしまっている感があります。
きっぷはどんなものがあるかも楽しみです。

[投稿情報: くびき野]

こんにちは。
ウィークエンドパスは新幹線・特急が乗り放題じゃない事を理由に言いがかりをつけるマニアが多いですね。
でも、普通の利用者からしたら、列車が遅延した場合、
料金払い戻しがあるので分かり易いと思います。
冬～春の東北では強風や車両故障で列車の遅延が多いですから。
土日きっぷを廃止したのには、そのあたりの苦情が絶えなかったのが理由の１つでは？

[投稿情報: 今出川]

払戻の有無までは考えたことがありませんでした。確かに「土日きっぷ」だと使用開始後の払戻は一切無しでしたね。

マニア＝乗り回しがメインでしょうから、その筋の人には評判が悪いようですね。記事にも書いたとおり、私も多少の不自由さは感じますが、ただ文句をタレるよりも今あるものをうまく使いこなすことを第一に考えています。
（ダメダメなきっぷだと使いこなせないものもありますが…）

[投稿情報: COZIY]

乗車券のみ新幹線・特急および全車両座席指定制の特別列車は別料金制に改悪させられ旅行者の負担が増し、今まで発売されていた。お得のきっぷの標準価格より高騰しています。今時、普通列車を何度も乗り継いで長距離移動する旅行者がいますか？例として、青森まで新幹線を使わないで鈍行何度も乗り継ぎ(乗り換え時間を含む)何時間かかるのでしょう？
スピードと乗り換えが少なくて済む時代だというのに、せっかく、新幹線が新青森まで開業して便利になったのにお得のきっぷ(新幹線・特急および全車両座席指定制の特別列車は別料金化)を不便化させては意味がありません、値上げ当然です。提案として、新幹線・特急(自由席乗り放題及び指定席4～6回まで発行と全席指定の特別列車込みのタイプと乗車券タイプとシリーズ２タイプで発売してほしいと思います。