窓口閉鎖駅めぐり@西佐川
土讃線・西佐川駅の補充片道券(補片)です。全ての項目を記入する必要がある補充式で、JR四国管内全域で使い回しているものと思われます。
西佐川駅は今月末で窓口営業を終了し、無人化される予定です。前回仕込んだ土佐久礼駅へ行く前に西佐川駅でも乗車券を購入することができました。ここで「できました」というのは想定していなかったからです。当初は高知に戻る時刻のことを考え、土佐久礼駅一本に絞り以下の旅程を組みました。
高知 須崎 土佐久礼
普4221D 6:38 → 8:03
普4725D 8:06 → 8:21 (高知発6:07)
南風10号 10:00 ← 9:20 ← 9:11
後の予定もあり「南風10号」で高知へ戻ることは動かせませんでした。高知~土佐久礼間に同じく窓口閉鎖となる西佐川、斗賀野、多ノ郷の3駅ありましたが、時間の都合で諦めていました。4725Dは高知駅を6:07に発車し須崎駅まで先行しますが、須崎駅で23分停車し4221Dの到着を待って発車します。だから30分遅い4221Dに乗車すれば、結果的に4725Dで土佐久礼駅に着けることになります。
(4221D:高知駅)
4221Dは2両編成で、高知~須崎間の42.1Kmを1時間25分もかけて走りました。時速に換算すると30Kmも出ていません。途中交換待ちで数分ずつの停車が5~6回はあったので妙に時間を要しました。西佐川駅に到着した際に向かい側のホームに上り列車が停まっていました。上り列車を待たせていたので交換待ち停車はないだろうなぁ…と思っていたら、上り特急「南風6号」の通過待ちで5分停車するというアナウンスが流れました。
5分あればきっぷが買えるかもしれないと思い、私は慌てて跨線橋を渡ってきっぷを買いに行きました。ちょっとした賭けでした。ちょうど窓口におばちゃんの係員がいたので、停車中の須崎行に乗りたい旨を告げて、隣の佐川駅までの補充券をオーダーしました。
係:「ひょっとしてマニアの方ですか?」
私:「…ええまぁ。最近多いですか?」
係:「よく見えますよ~」
おばちゃんは手を動かしながらもこんな会話をしていました。慣れた手つきで補充券を書いてくれ、5分停車の間に無事に購入することができました。趣味的には思わず得られた収穫でしたが、急いでいたあまり駅舎や駅の様子を撮ることまではできなかったのがちと心残りではあります。
6月末にとある駅で補充券をお願いしたら、結構時間が掛りました(笑)
結構年配の係員さんでPOSの扱いにも慣れておらず、券売機もあるので乗車券を買い求める人はあまり居ないみたいです…。
「ここも夏までやからなぁ」と言っていた係員さんの言葉はどこか寂しげな感じでした。
投稿情報: 鉄道部長 | 2010/08/27 01:17
今回窓口閉鎖駅をいくつか回りましたが、みな自動券売機があり、確かに窓口できっぷを買っている人はほとんど居ませんでした。なので、きっぷの発売については閉鎖による影響は限定的かもしれません。
私はむしろ定期的に維持管理する人がいなくなることによって、駅が荒れてしまわないか心配しています。
投稿情報: 今出川@鳥取 | 2010/08/27 16:02