あさぎり@JR東日本
以前の記事でも書きましたが、特急「あさぎり」の指定はJRではなく小田急で管理しています。JR東海の駅では小田急のシステムと接続しているため、マルスシステムから直接発券できますが、JR東日本の駅だとJR東海静岡支社のマルス指令というところに電話で問い合わせてから、手書きで指定券を発券するという手間が伴います。
このきっぷが手書き作業をしたきっぷです。普通の席無し特急券にそれ専用のスタンプを押して座席情報を手書きで追記しています。位置が微妙にずれていますが「お席の指定を受けていない区間は、自由席にお乗り下さい」という部分が抹線で消されています。JR東海発券のきっぷだと席無し券と指のみ券の2枚になりますが、JR東日本のこのきっぷは1枚でまとまっています。
JR東日本では「あさぎり」の特急券について、昨年3月でJRと小田急にまたがる区間の取扱を終了しています。なのでこの区間(御殿場→本厚木)については現在取扱っていません。なお、松田~沼津間相互のJR単独区間については引き続き取扱っているものと思われます。
以前あさぎりに乗って、小田急線で遅れていて御殿場線内入って更に遅れた経験があります。
町田から沼津まで約2時間。
正に1790円のあさぎり地獄でした。
話は変わりますが、あさぎりの指定券取扱いはかなり特殊で、JRに関連する列車なのにJRの駅で迅速に発券できないもしくは断られる、普通では考えられないですね。
座席管理を小田急電鉄が全て握っているのも問題なのでは?
東武鉄道直通でさえマルス発券なのに小田急の場合はマルスに収容されていないからJR東海から小田急のホストコンピューターにアクセスするかなり面倒なシステムですね。
もっとも乗客数もあまり芳しくないみたいなので将来的にあさぎりがどうなるかは凄く関心があります。
小田急とJR東海がATSを新型に更新する関係で、更新が終わる前後には何か動きがあるのではとみています。
投稿情報: あさぎりときりぎりす | 2010/07/22 18:35
「あさぎり」の急行時代は小田急SE車の片乗入れでしたから、指定席は小田急で管理するのが自然でした。特急化されて相互乗り入れになってもその流れが踏襲されただけなんでしょう。
新宿~本厚木間はソコソコ混み合いますが、御殿場線区間はいつ乗っても空いてますね。唯一満席だったのを見たのは富士スピードウェイでF1グランプリが開催されたときぐらいでした。
371系は登場してそろそろ20年になりますから、私も近いうちに何らかの動きがあるような気がしています。
投稿情報: 今出川 | 2010/07/22 23:23