スキー往復きっぷMV用
(ゆき)
(かえり)
首都圏から新潟県南魚沼市や湯沢町近辺のスキー場へ出かける際の往復割引きっぷです。運賃と新幹線特急料金が含まれています。かつては「スキップ」の名称で発売されていました。首都圏側の出発地は東京都区内・大宮(~戸田公園・川口間)・熊谷・高崎です。着駅はエリアになっていて、上越線・越後中里~六日町間と越後湯沢~ガーラ湯沢間です。
首都圏から新潟方面へスキーに行くとなると列車か車になります。車だと関越自動車道に乗るまでが一苦労で、さらに乗ってからも大渋滞に巻き込まれることもしばしばです。休日朝の新幹線もかなり混み合いますが、このきっぷでは新幹線の指定席が利用できるので、予め指定を押さえておけば立たされる心配はありません。東京駅からだと1時間20分で越後湯沢駅まで着いてしまいます。
このきっぷの面白いところは「指定席券売機」で購入する場合は大人300円、小児150円の割引があることです。こういうトクトクきっぷはあまり例がありません。↑のきっぷも発売箇所が「成田駅MV」となっているように「指定席券売機」で購入しています。着駅の上にわざわざ「MV用」と印字されています。機械発券時のみの割引ということだと「えきねっと割引」と性格が似ている感じがします。
【ひとこと】
東京(山手線内)~越後湯沢間の往復の新幹線特急券込みの値段は12980円するので、窓口購入の11000円を基準にしても15%程度は安くなっています。でも、あまり割安感は感じませんでした。なお、日帰りでGALA湯沢スキー場へ行く場合は「GALA日帰りきっぷ」というリフト券が込みのもっと割引率が高いきっぷがあります。
余談ですが昨年暮れに越後湯沢駅の駅ナカが大幅リニューアルして、お土産や食べ物がかなり充実していました。でも、このきっぷでは越後湯沢駅での途中下車ができず、素通りせざるを得ませんでした。かえり券ぐらいは越後湯沢駅での途中下車を認めてもらえると何か買ったり食べたりしようかという気にもなりますし、駅ナカの売り上げアップにもなるかと思うんですが…。
新潟辺りだとまだ春スキーができそうな感じもしますが、今シーズンの発売は3月末で終了しています。来シーズンも発売されるという前提で記事を仕込んでいます。
使い勝手…★★★☆☆
お得感…★★☆☆☆
当日発売…あり
小児用…あり
【補足:11.1.2】
2010~11シーズンは発売がなくなりましたので、カテゴリーを追加しました。
いつも楽しく見させて頂いています。
この切符は週末中里の別邸に行くときによく使いますが、湯沢で改札の外に出たいと言えば出してくれますよ。特別下車扱いだと思いますが、◇の中に越後湯沢という文字が入ったはんこを押されます。
投稿情報: 週末は中里の住人 | 2010/04/02 01:44
往路は回収されてしまいそうですが、復路なら大丈夫なようですね。いいことを聞きました。ありがとうございます。
以前、近距離乗車券で待ち時間が長かった際に外に出させてもらったことはあったんですが、トクトクきっぷでは無理だろうなと思っていました。
投稿情報: 今出川 | 2010/04/03 00:54