信州北回廊パス
平成19年3月から発売されている長野県北部が2日間フリーになるきっぷです。このきっぷの発売に当たっては長野県や北信地域の市町村、交通機関、観光団体が連携した「信州北回廊プロジェクト」という団体が絡んでいます。購入するとガイドブック兼割引クーポンが冊子になった「信州北回廊ふるさと手形」が貰えます。フリーエリアは以下のとおりです。
【フリー区間】
- 信越線…篠ノ井~長野~妙高高原
- 篠ノ井線…姨捨~篠ノ井
- 飯山線…豊野~森宮野原
- しなの鉄道…篠ノ井~上田
- 長野電鉄長野線…長野~湯田中(全線)
- 長野電鉄屋代線…屋代~須坂(全線)
- 川中島バス…長野駅~松代、びんずる号(長野駅~善光寺大門)
この四社は「信州北回廊プロジェクト」に参加しています。JR・長野電鉄とも特急券を購入すれば特急列車の利用はできます。フリーエリアは御開帳期間の5月まで発売していた「善光寺御開帳フリーきっぷ」より若干狭く、長野新幹線は除外されています。
【ひとこと】
エリアは過不足なく、2日間利用できるので便利なきっぷだと思います。運賃が高めの長野電鉄を使えば利用価値が高まります。首都圏発着の旅行パックのオプションとして付いているものもあるようです。
一点不満なのは「ふるさと手形」は主要駅でしか配布しておらず、配布箇所が少なすぎることです。私がこのきっぷを購入した信越線・川中島駅には置いてありませんでした。きっぷを発売する以上は不公平がないように、「ふるさと手形」もきっぷ発売と同時に配布できるような体制を整えておくべきだと思います。
使い勝手…★★★★☆
お得感…★★★★☆
当日発売…あり
小児用…あり
私も昨年利用しましたが、長野駅で購入したので「ふるさと手形」は一緒に付いてきました。
遠方からの利用ですので、当日発売があるのは有り難いです。
長野電鉄のフリー乗車券より少しだけ価格が高いですが、フリー区間がかなり広がるので利用価値は高いと思います。
投稿情報: 鉄道部長 | 2009/09/29 07:34
東日本のフリーきっぷ類は当日発売OKのものが多く、思い立ったらすぐに使えるので便利です。
この翌年に上田駅で購入した際には「ふるさと手形」は貰えました。「ふるさと手形」の配布箇所は長野・上田の駅+びゅうプラザと篠ノ井駅だそうです。
投稿情報: 今出川 | 2009/09/30 01:02