つがる号
◆種別:特急
◆運転区間:八戸~青森・弘前(1日8往復)
平成14年12月の東北新幹線八戸開業に伴い、それまで盛岡接続で青森・函館へ運転されていた特急「はつかり」・「スーパーはつかり」を廃止し、北海道連絡を特急「スーパー白鳥」・「白鳥」に、本州完結を特急「つがる」に分離しました。「つがる」は青森発着に加え、要望の多かった奥羽線・弘前発着も設定されました。「つがる」という列車名と言うと出稼ぎ列車・出世列車として有名だった急行「津軽」が思い出されます。定期列車としては9年ぶりに愛称が復活したことになります。
車両はJR東日本青森車両センター所属の485系かE751系です。また、間合い運用で上り1本(確か6号)だけ「スーパー白鳥」で使用されているJR北海道函館運輸所所属の789系で運転される設定が登場しています。車両はどれであれ愛称は全て「つがる」です。
ダイヤは概ね東北新幹線「はやて」と接続するよう設定されていて、号数も接続する「はやて」と合わせてあります。接続しない列車は上のきっぷのように40号台になっています。繁忙期に「はやて」が増発されるとそれに合わせて「つがる」も増発されます。
今まで3~4回乗りましたが、新幹線との乗り継ぎ客がほとんどでした。来年末には東北新幹線が新青森まで延伸されるので、その際には「つがる」も廃止を含めた動きがあるものと思われます。
写真は東北線・八戸駅で撮影したものです。789系のものだけは時間帯が悪くて撮れていません_| ̄|○
わたしは“つがる”より“津軽”のほうが馴染みがあります。
10~20代前半は周遊券を使いましたから、急行自由席はよく利用しました。宇都宮から乗車しましたので、当然満席でしたので、床に新聞紙を広げて寝たもんです。みんなやっていました。
お気に入りの場所は、車端部の荷物置き場です。誰も荷物を置いていないので、閉鎖的で静かに寝られました。
今はなき“古き良き時代”でした。
投稿情報: ぽろりん | 2009/08/03 00:08
私は津軽=583系の世代でした。平成4年の帰省ラッシュに初めて乗ったときは東京へ戻る帰省客でデッキまで一杯で、出稼ぎ列車的な雰囲気が残っていました。
そのとき、向かいに立っていたオッサンと話をしましたが、中学を出て集団就職で秋田から出てきて、今は相模原で工場を経営しているという話を聞きました。「『津軽』というネーミングがいい」「東北線を宇都宮線と呼ぶのは気に入らない」と言っていたのが印象に残っています。
投稿情報: 今出川 | 2009/08/05 20:57