7年に一度
(善光寺駅停車中の「ふじかわ」)
特急「ふじかわ」の停車駅は平成18年3月のダイヤ改正でパターン化されて全列車同じです。ところが3月号の時刻表を見ていて朝の下り1・3号に以下の記述があることに気づきました。
4月5日→5月31日の土曜・休日は善光寺停車
なぜ善光寺??身延線・善光寺駅は特急通過駅です。これまでに何回か降りたことがありました。桜がきれいな片側ホームの無人駅で、駅名由来の甲斐善光寺までは結構歩かされた記憶があります。ちなみに甲斐善光寺は中央線・酒折駅からも歩いていける距離にあります。その答はJR東海の駅のポスターで見つけました。
(南甲府駅ポスター)
これを見て納得しました。今年は7年に一度の御開帳の年でした。御開帳とは普段御宝庫に安置されている御本尊の身代わりである前立本尊を公開することです。これがちょうど今時期にあります。今年は信濃(長野)や甲斐も含め各地にある6ヶ所の「善光寺」が同時に御開帳をするそうです。
翌週、桜目当てで山梨に行く予定だったのでその場で特急券を購入し、実際に乗ってきました。車内の電光案内板や自動放送は対応しておらず、車掌が車内放送で善光寺駅に臨時停車する旨を補足していました。
で、実際にこの列車で善光寺駅で降りたのは私ともう一人だけでした。しだれ桜で有名な身延山最寄の身延駅で半分以上降りてしまったのと、まだ始まって2週目で人出が少なかったせいもありますが、臨時停車すること自体が周知不足のような感じはしました。
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