大休30
最近本業よりもクレジット事業に熱心なJR東日本が団塊以上の世代向けに展開する「大人の休日倶楽部」という会員組織があります。別にエロい意味はありません。年齢によって「ミドル」と「ジパング」に区分けされ、「ミドル」はJR東日本・北海道の運賃・料金が5%引きに、「ジパング」は30%引きになります。ただし、JR東日本・北海道の駅で会員証を兼ねるビューカードで決済する必要があり、乗車距離の条件や除外期間の制限があります。なお、「ジパング」はJR6社共通の「ジパング倶楽部」の会員も兼ねます。
「大人」なのに恩恵を受けられない世代の私からすれば、「大人の休日」という名称自体が既に感じが悪いです。実態としては「団塊の休日」か「老後の休日」ぐらいがしっくりくるでしょう(爆)個人的には小金持ちの多いこの世代に対しては割引で優遇するのではなく、高級感・優雅さ・希少性を訴求したアプローチで優遇して欲しいものです。持っている人が使わないようでは日本経済のためにもなりません。
それはさておき…。このきっぷは「大人の休日倶楽部」の「ジパング」で購入したと思われるBグリーン券です。定価950円から3割引で660円になっています。ビューカード決済限定なので左上には「東C」が、右下には「大休30」と印字され、その他にも細々とした注意書きがあり賑やかなきっぷになっています。賑やかなきっぷと言えば以前紹介した「やまびこトクだ値きっぷ」を思い出します。
ちなみにこのきっぷは某駅の改札外で拾ったものです。親戚に「ミドル」世代がいるので、入会して使用済のきっぷを私に寄付するよう工作中です。
「大人の休日倶楽部」はJR東日本がファンド業を本格的に営む経営基盤にする為の布石事業と言われていますね。現に上野に会員専用のセンターやらまた自社の駅などで勧誘行為がしばしば、行われています。確かに感じの良くないですよね、ミドル世代はほぼカードを作ってもらうだけの誘致行為な訳ですから・・。
投稿情報: MT54 | 2008/04/11 01:28
うちの両親も、ジパング&大人の休日会員です。
先日、大人の休日ビューカードで決済した使用済みの大磯?⇒北本のBグリーン券をもらいましたが、ただ「東C」印字が入っただけで割引にはなっていませんでした。
これを見て、ならばこれも割引になるはずじゃなかったのかな、と思いました。(会員証を提示しなかったとか? 今、うる覚えで書いているので後で調べてみたいと思います。)
投稿情報: ららら | 2008/04/11 12:44
>MT54さん
半ば現役の「ミドル」ならまだしも、年金・貯蓄以外の収入が乏しい「ジパング」の世代に対してもクレジットカードを発行し、借金消費を助長するのはどうも違和感があります。
多少本題からずれますが…。
>らららさん
多分、片道・往復で201Km以上という発売条件を満たさなかったんじゃないでしょうか?
大磯→北本間は往復同時購入だと条件を満たしますが、片道ごとに購入すると満たさなくなります。
投稿情報: 今出川 | 2008/04/11 22:16
>今出川さん
ご指摘の通りでした。(区間は小田原→北本でした。)
例えば実際グリーン車を利用する区間は51~100kmでも、51km以上の料金は一定ですので、最初から101km以上の区間を指定してグリーン券を往復購入すれば未乗車区間分を放棄しても安く利用できるのではないかなと…正しい利用方法ではないですね(自爆)
投稿情報: ららら | 2008/04/12 19:15
その通りだと思います。
昔、100Kmをちょっと切る区間に乗った時に、学割で100Km超える先の駅まで買って前途放棄したことがあります。それだと少しだけ安くなりました。まぁ邪道なことには変わりませんね。
投稿情報: 今出川@山梨 | 2008/04/13 11:34