E-POS指定券
昨年、およそ6年ぶりに指宿枕崎線・山川駅を訪れましたが、常備軟券や補充券の発売は終了していました。駅員に有無を聞いたら「もうそんな時代じゃないよ~」と明るく言われてしまいました…。6年前に当時日本最南端の西大山駅までの片道乗車券を補充券で購入し、「日本最南端の有人駅」という小さな印を押してもらった覚えがありますが、肝心の現物が行方不明になってしまっています…_| ̄|○
代わりにE-POS端末が導入されており、実乗用の快速「なのはなDX」の指定券を購入しました。以前から課題としていたJR九州のE-POS発行の指定券がこんなところで購入できてしまいました。
発売操作はPOS端末に必要情報を入力して送信すると発券される仕組みで、大まかな原理はマルス端末と変わりません。ただ、「発信」(?)ボタンを押してから券が出てくるまでワンテンポ遅いような感じがしました。この時は桜島が見える窓側席を希望したんですが、席の指定はできないようです。
九州新幹線の新八代乗り継ぎはマルス券のごとく1枚で発券されるのか気になります。発券可能な範囲については聞きませんでしたが、九州内と東海道・山陽新幹線の各停車駅であると言われています。
きっぷはマルス券のものを概ね踏襲していますが、右上の「中継」という表記がどうしても目立ちます。特徴としては発売箇所が「[九] 山川駅POS発行」と社名記号が入っており、列車名や座席情報がマルス券と比べて若干フォントが小さい感じがします。きっぷ的には面白いものですが、九州の感熱POS券はどうしても紙質が気になってしまいます。少しでも印字が長持ちすることを祈るばかりです。
E-POS端末設置駅に常備券が設備されているという例はほとんどありません。
あるとしたら競艇場などの隣接駅に金片が常備されているということしか私は知りません。
E-POS端末設置駅を今まで回ってきましたが、本州に近い駅ほど補充券の使用頻度が高いらしいです。この端末では九州全駅と特定の駅しか登録されていないようで。
現在、感熱式のE-POS駅では小さな「みどりの窓口」のマークが窓口に貼り付けられています。仮にもみどりの窓口を名乗るのだから日本全国に対応するべきですが、九州内・新幹線の指定席が出せる今、このような遠方の駅では、補充券は不要とみなされ、感熱化とともに姿を消したのではないでしょうか。
失礼しました。
投稿情報: han | 2008/03/21 00:40
九州の補充券類は九州新幹線開業の平成15年のE-POS大量導入がやはり、響いていますね・・あれでかなりの駅で九州の名物である駅名常備式の補充券が姿を消し、また青春18きっぷの赤券も一気に淘汰されてしまいました。
ただ、指定券は今でも九州島内と東海道・山陽新幹線以外は全部手発券になるようですが、それに伴って九州管内の列車と新幹線以外を発売していない駅も多いようです。しかし、九州のE-POS感熱券は券売機と同じ紙質ということで表記類が燻ったような感じになってしまうのが悲しいところですね。これを見ると本州のJR各社で急速に導入されている、MR32のマルス券やKaeru君の券がまともに思えてしまいます。
投稿情報: MT54 | 2008/03/21 03:01
去年、鹿児島中央で新八代から大牟田の自由席券を購入しましたら噂どおりの感熱で印字も怪しいぐらい薄く気になりました。九州の感熱入場券は正直収集意欲がわきません。
投稿情報: 高梨 | 2008/03/21 03:42
>hanさん
最近の九州の金片の常備券はスタンパーで駅名と日付を同時に押しているので、どこも変わりがなくてイマイチ収集意欲が湧きません。
>MT54さん
九州の感熱は印字が赤っぽくない代わりに、紙がくすんだ印象はありますね。JR各社で導入が進んでいるMR32化は仕方ないと思ってますが、できるだけ避けて買うようにはしています。
>高梨さん
九州の転写POSはほぼ壊滅したようです。感熱の端末は手入れが悪いと印字の見にくさも際立ちますね…。
投稿情報: 今出川@仙台 | 2008/03/22 11:27
話がずれて恐縮ですが、JR四国のPOSが、3月15日からかどうか未確認ですが、感熱式に変わったようです。伊野と佐川の券で見る限り、明らかに従来とは印字に違いがあり、マルスの感熱式ほどではありませんが、ちょっと赤味がかっており、従来に比べてベターとした感じがあります。
投稿情報: ・・・ | 2008/03/24 16:20