ナイスホリデー木曽路
◆種別:快速
◆運転区間:名古屋~塩尻
(中央線・塩尻:313系)
私が名古屋で鉄ヲタをやっていた頃から冬季を除く土日に走っていましたが、指定席が連結されるようになったのはここ7~8年のことだと思います。平日の名古屋~中津川間の快速列車を土曜・休日に塩尻まで延長させる形で運転されています。
種別は「快速」になっており、行き先の下に小さく「ナイスホリデー」と表記されています。昔は「ナイスホリデー」という茶色の種別幕があったような気がしたんですが…。ちょっとわかりにくいです。
車両はJR東海大垣車両区所属の311系4両と313系2両の混結編成でした。名古屋地区の中央線の列車は神領車両区の車両が充当されますが、この列車については大垣車両区の車両が充当されます。
(中央線・薮原:311系)
平成元年に登場し東海道線・蒲郡~大垣間で新快速(当時地元では「オレンジ快速」なんて呼んでました)として華々しく活躍した311系ですが、登場後20年近く過酷な運用をしていたせいかさすがに老朽化が目立ってきました。昨年10月からは快速列車の定期運用がほぼなくなり、東海道線の普通列車で運用されています。臨時とはいえ快速運用はこの「ナイスホリデー木曽路」ぐらいです。
今まで全車自由席時代は何回も乗ったことがありましたが、今回初めて指定席に乗りました。名古屋寄りに連結された313系のうち1両が指定席でした。
指定席は塩尻駅発車時に数人いた程度で、途中駅でもほとんど動きはありませんでした。中津川駅を出る頃には混み始め、瑞浪駅を出るあたりでほぼ座席が埋まりました。木曽福島駅を出るあたりで検札を1回やっただけなので、明らかに指定券を持っていない乗客が流入していた印象でした。
この指定券の着駅である鶴舞駅は名古屋市内にある駅です。かつては快速通過駅でしたが、平成9年10月より快速列車が停車するようになりました。その結果、快速列車でも名古屋~大曽根間は各駅停車になってしまっています。千種・大曽根ユーザーだった私には少々不満ですが…。
【補足:10.5.28】
列車は引き続き運転されていますが、指定席は平成20年より設定がなくなったようです。
地元利用(中津川→名古屋)の人からして「ナイスホリデー木曽路」であろうと臨時列車でなく、本来の「快速」の時間に走っています。ゆえに「指定席」とは気がつかず、すいているから、一番前の車両が便利だからと乗っていきます。名古屋行きの場合は車掌さんが1人だと、4両でも駅間が短くなかなか手が回らないと思います。(多治見→高蔵寺でうまく回れれば可能ですが、高蔵寺→名古屋間が利用者が多い区間です。)車掌さんが2人乗務なら「ここは指定席です」といって指定席料金を徴収すると思います。この実例を実際目にしています。
3両のセントラルライナーの名古屋行きの金山乗車でも車掌さんの2人乗務の場合徴収の例があります。車掌さんが1人だと見逃される場合が多いです。
投稿情報: 倉田山人 | 2007/08/22 22:04
指定席を連結し利用客から指定席料金を徴収している以上、きちんと検札するのは義務かと思います。
できないのなら指定席を連結しなければいいだけの話です。
投稿情報: 今出川 | 2007/08/27 21:23