近鉄養老線連絡
以前の記事で桑名接続の近鉄養老線→JR連絡のきっぷを取り上げました。こちらはその時の行きに使った大垣接続のJR→近鉄養老線の連絡券です。接続駅は「東海道・大垣・近鉄線」と路線も明示されています。このきっぷを購入するときに「大垣駅ではなく岐阜駅からでよろしいですね?」とかなり念を押されました。
近鉄養老線は沿線人口の減少で長らく赤字が続いています。そのため近鉄は今年10月から養老線の経営から手を引くことになりました。施設は近鉄が引き続き保有しますが、列車の運行は新たに設立された「養老鉄道」に移管するという上下分離方式を取ります。これに伴いきっぷの発売がどうなるかも少々気になります。
この話は最近知ったんですが近鉄は本業の鉄道でも容赦なく赤字事業の見直しをしてるなぁ…と感じました。そんな現状を鑑みると本業との相乗効果の薄いバファローズ球団の売却は必然だったのかもしれません。個人的には「大阪近鉄バファローズ」は好きな球団だったんですけど…。
【追記2007/10/13】
近鉄養老線が養老鉄道に移管されたため、カテゴリーを追加しました。
先日、紙の回数券を購入したら、伊賀鉄道・養老鉄道発足後の取扱についてのチラシも添付されました。
それによると、
定期券→有効期限までそのまま使用可。10/1以降有効開始となる定期は発売しない。
回数券→有効期限内であっても、新会社では使用不可。9/17-9/30の間近鉄の駅で残券片の無手数料払い戻し。
とのことです。
新会社の運賃体系、連絡運輸については不明です。
投稿情報: kankun | 2007/07/30 21:40
実質的に事業譲渡なので、移管後に近鉄の乗車券は使えないんでしょう。定期券で同じことすると発行替する必要が出てくるため便宜的に使えるようにしてる感があります。
運賃は変更するなら既に発表があって然るべきだと思いますので、移管と同時の変更はないと思われます。
投稿情報: 今出川 | 2007/08/01 22:04