ムーンライトながら71号
◆種別:快速
◆区間:東京→大垣
◆理由:ダイヤ改正に伴い
今年3月18日のダイヤ改正で下りの快速「ムーンライトながら」の東京駅発車時刻が約30分繰り上げられました。それに伴い改正前日には通常の「ムーンライトながら」ではなく「ムーンライトながら71号」として運転されました。
なぜこんなまどろっこしいことをしたかと言うと…。以下改正前後の東京~小田原間のダイヤです。
<ムーンライトながら71号・3月17日>
東京(23:43=17日)
→横浜(0:11=18日)/大船(0:26=18日)/小田原(1:06=18日)
<ムーンライトながら・3月18日=改正初日>
東京(23:10=18日)
→横浜(23:36=18日)/大船(23:53=18日)/小田原(0:30=19日)
横浜・大船の両駅において「ムーンライトながら」が3月18日に2度通過することになります。このまま仮に列車名を区別しないで横浜駅発で3月18日乗車の指定券を発行しようとすると、機械のほうで17日夜発か18日夜発かで区別がつきません。
そのため17日夜発をわざわざ「71号」として区別することによって、そういった問題を回避したようです。ダイヤ改正前後の過渡期や工事などで定期列車のダイヤの繰上げ・繰り下げがある場合にこういったイレギュラーな列車が設定されることがあります。
ちなみに同日発の上り列車は「70号」として運転されました。上りについてはこういった日付問題はなかったようなので、こちらは少々謎な扱いです。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。