花回廊
▼種別:快速
▼運転区間:米沢→荒砥、荒砥→赤湯、赤湯→米沢
この4月~6月まで山形県置賜地方と上山市で「花と食と歴史の県南 やまがた花回廊キャンペーン」を展開しています。それに合わせて置賜地方の桜の名所を回る列車としてこの快速「花回廊」が運転されました。
ただ、私が乗った4月1日はちょうど首都圏で桜が満開だったので、置賜地方では桜が咲いておらず、何のために運転されたのかよくわからない感がありました。乗客もごく一部を除いてヲタばっかでした。今週末も運転されるので、今週末こそ時期的にちょうどいいのではないでしょうか。
この列車運転区間が特徴的でした。1号が米沢~今泉~山形鉄道・荒砥間、2号は山形鉄道内の運転で荒砥~赤湯間、3号は山形鉄道・赤湯~今泉~米沢間という具合に周遊するような感じでした。
指定席区間はJR線の米沢~今泉間のみで山形鉄道内は全車自由席として運転されたました。
車両はJR東日本新津運輸区所属の国鉄色のキハ58系でした。山形鉄道にはキハ58系は走っていませんが、線内は自社の運転士が運転していました。この列車の運転に際してJRからわざわざ車両を借りて乗務員訓練までしたのか、それとも転換前の長井線時代に運転経験があったのかはちょっと気になりました。
また、キハ58系はワンマン運転ができません。翻って山形鉄道は原則ワンマン運転な上に、駅は日曜休みだったので、ヲタとして車内でどういったきっぷが発売されるかも気になっていました。
…結果は宮内駅発車後に車掌3~4人が片っ端から運賃を徴収してそれで終わりでした。きっぷ類の発売は一切ありませんでした。こういうヲタが集まるときぐらい窓口を臨時営業すると少しは増収になるのではないかと思ったんですが…。
写真は山形鉄道・宮内駅で撮影したものです。
この運転に先立ち、3月に訓練のための運転しました。3/24には、長井線フォーラム列車としても運転されましたよ。コメントで書いていらっしゃるように、もっと工夫すれば増収になるのにねと思いました。前から思うのですが、発想に乏しい企業体質のようで・・・。
投稿情報: 同じ日に1号に乗った人 | 2007/05/02 12:45
キハ58のハンドル訓練はちゃんとやっていたんですね。情報ありがとうございます。
山形鉄道の窓口は荒砥を除いて土日休みなので、このタイミングで収集の懸案を片付けたいと思っていたんですが…。今度「風っこ」が運転されるようなのでその時に期待してみますか…。
投稿情報: 今出川@熊谷 | 2007/05/03 17:31