盛岡止まりの「はやて」
先日仙台に行ったときのことです。東京駅へ向かう車内で携帯の「えきねっと」で予約した「はやて」の指定を直前に引き換えて乗ったんですが、八戸行ではなく盛岡止まりでした。「はやて」の標準途中停車駅は上野・大宮・仙台・盛岡ですが、私が乗った5号はさらに古川・一ノ関・北上の各駅にも停車していました。(きっぷを見てのとおり私は仙台で降りているので何の影響もなかったんですが…)
平成14年12月のダイヤ改正で乗客が混乱すると名目で新幹線の愛称を速度別から方面別へ変更しました。東北新幹線の「あおば」と上越新幹線の「とき」を廃止し、仙台・盛岡行は「やまびこ」、新潟行は「あさひ」に一本化したはずでした。
しかし早くもその3年後の平成17年12月のダイヤ改正で盛岡止まりの「はやて」が登場しました。乗客の混乱を避けるという名目で行き先別に一本化しておきながら、たった3年でイレギュラーを設定してしまうのは一貫性がなく、おかしな感じがします。全ての「はやて」=八戸行ではなくなるので、私個人的には盛岡止まりの「はやて」は「やまびこ」にすべきだと思います。
結局のところ「全車指定席にして手っ取り早く儲けたかっただけなんじゃないの??」と勘繰ってみたくなります(爆)
はじめまして。いつもよく閲覧しています。
これは以前こまち併結の大宮仙台ノンストップやまびこ盛岡行きがあったんですが利用率がよくなかったそうです。これはやまびこ→遅い、はやて→速いというイメージが利用者にあるため列車名がやまびこというだけで選択する客がぐっと減ったんだとか。なので盛岡行きでも速い列車にははやてという名前をつけて速達列車であることをアピールしているそうです。ソースは盛岡はやてのできた頃の鉄道誌です。
投稿情報: mint | 2007/04/25 17:07
詳細失念しましたが東京発午前11時ぐらいの列車ですよね?
乗客の意識として「はやて=八戸行」よりも「はやて=速達タイプ」の方が浸透しているのであれば、盛岡止まりの「はやて」もアリなのかもしれませんね。私は前者の意識が強いので違和感がありますが…。
投稿情報: 今出川 | 2007/04/26 01:33