夕張→手稲乗車券
(A型硬券)
夕張。最近ニュースを見ているとこの町の名前を聞かない日はないような感じがします。夕張駅は石勝線夕張支線の終点にあります。比較的新しめの駅舎がホテルの片隅に小ぢんまりと建っています。国鉄時代には無人化されていましたが、その後も売店できっぷの発売を行う簡易委託駅の形態を取っていました。しかし、その簡易委託も売店の閉店とともに平成10年で終了しており、現在は完全な無人駅です。
このきっぷは簡易委託末期に発売されたもので、「○簡 夕張駅発行」となっています。着駅は「手稲」となっていますが、札幌駅までと同額のため最遠の駅を表記したものと思われます。ちなみに夕張市は札幌市との直線距離はさほど遠くなく、列車で千歳市方面へ遠回りするより路線バスの方が速く安く行けます。
炭鉱文化に触れてみたくて今まで3回(なぜかいずれも冬)夕張を訪れました。中心部でもあまり人気はなく「この先大丈夫かいな?」という印象を受けました(冬という季節事情もあるでしょうが)。市民の人はこれから大変な思いをするのでしょうが、頑張って欲しいものです。今度はもう少し季節のいいときに行ってみたいと思っています。
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