上信電鉄連絡券
(自社端末券・新)
上信電鉄は高崎~下仁田間33.7Kmを結ぶ私鉄です。会社設立当初は上州と信州を結ぶ予定で「上信」としましたが、下仁田までで頓挫し現在に至ります。沿線に観光地は多くなく、通勤・通学輸送が中心のようです。高崎駅の片隅の0番ホームから発着し、改札も共通でJRの券売機できっぷを売っていました。
以前は上信電鉄とJRは連絡運輸を行っていました。範囲は上信電鉄各駅と高崎接続で北限は渋川で、南限は東京山手線内だったと思います(詳細失念)。昨年7月にJR高崎駅改装で両社の改札が分離されたのを期に連絡廃止となりました。一旦改札を出て乗り換えなければいけなくなったので不便になったという声はよく聞かれます。
晩年は端末券での発売でした。ドットプリンターで印刷したマルス券より一回り大きいきっぷで、自動改札には非対応です。カラーコピーすると「無効」の影文字が浮き上がるようになっています。経由欄に少なくとも接続駅か路線名が入るのが一般的ですが、このきっぷはなぜか「経由:上尾」とだけ表記されています。
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